医者志望の差別に反対? ドラマ『グッド・ドクター』の広告が意味深すぎる
色々考えさせられる…ディズニーのBSチャンネルで放送開始『グッド・ドクター 名医の条件』の広告
提供:Dlife
複数の大学の医学部入試で女性や浪人生を不利に扱っていたことが発覚し、物議を醸したニュースは記憶に新しい。
どの大学もさまざまな理由があるようだが、女性なら女医にかかりたい場合だってあるだろうし、医者はいろいろな人がいたほうがありがたいのが現実だ。
■BSテレビ局の広告が意味深
そんな世の中の声を代弁してか、いまなぜか医学部のある大学のそばに、「医師になりたい人の差別反対!」というメッセージともとれる広告が貼られていた。
無料BSテレビ局ディーライフ(Dlife)の新番組の広告で、「医師になる権利は誰だってある」と、医師になりたいすべての人を応援するかのようなメッセージ。そばを通る多くの人たちがじーっ…と興味深そうに見ていたり、「確かにそうだよな…」とつぶやく人も見受けられた。
■『グッド・ドクター』とは
天才的な能力を持つ、自閉症でサヴァン症候群の青年が困難を乗り越え、外科医として成長していく感動のメディカル・ヒューマンドラマ。全米で毎回1600万人以上が視聴し大ヒットを記録、シーズン2が2018年秋から放送スタートしている。
韓国ドラマがオリジナルで、山崎賢人主演の日本版も、去年の大ヒットドラマとなったので、何となくタイトルを憶えている人もいるだろう。
この物語の主人公のような障害を抱えていても、腕が良く患者を親身に思う医師なら、ぜひ助けてもらいたいという人だっていっぱいいるはずだ。記者もその中の1人。
大学では医師になるために学ぶ人を選んでいたが、記者以外にも『グッド・ドクター』を見た人は「医師になる権利は誰だってある」と誰だって思うのではないだろうか?
■医師になる権利は誰だってある?
そこで、日本・韓国・アメリカいずれかのグッド・ドクターを視聴した人を対象に「医師になる権利は誰だってあると思いますか?」といったアンケートを実施。
すると、300名のうちなんと85%の人が、誰にでもあると回答。確かに視聴者でなくても、患者になったときにさまざまな医師がいた方が自分に合う医師も見つかり、安心なのは当然のことである。
■正直すぎる医師をどう思う?
ちょっとだけネタバレすると、主人公のショーンは、天才的な医師のスキルを持っているのに、助かる見込みのない患者に対して「あなたは死にます」と、サラッと言ってしまったりする。
日本でそんなことを言う医師がいたらドン引きされそうなものだが、じつはコレも調査をしたところ、正直に死ぬことを宣告する医師は8割の人がアリだと感じていることが判明している。
この調査も常識を覆す結果となったが、『グッド・ドクター』も、いままでの医療に対する常識を打ち破ってくれるハラハラドキドキの展開が盛りだくさん。ドラマ好きは必見だ。
■放送開始時間は…
このアメリカ版『グッド・ドクター』は1月19日(土) 22:00から、Dlifeで放送開始。BSが映るテレビがあれば誰でも無料で見ることができる。
日本と韓国の『グッド・ドクター』は小児科の話だったが、アメリカは外科のお話。そのため、すでにアメリカ版以外を見た人も新鮮な気持ちで楽しめること間違いナシだ。
参考リンク:グッド・ドクター
【Dlifeとは】
世界で話題の海外ドラマシリーズや、日本初放送の情報バラエティ番組、ご家族で楽しめるディズニー作品など、選りすぐりの番組を、ずっと無料でお楽しみいただけるBS放送。チャンネル番号は、BS258。見逃し配信アプリ「Dlife」で、見逃した番組を無料で視聴することもできる。
参考リンク:Dlife
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)