友達との約束を忘れてしまいがち? 30代男性にうっかり屋さん続出か
人の記憶力には限界があるが、友達との大事な約束は守りたいものである
日常のあらゆる場面で約束事は付いて回るが、忙しい日々に終われるとつい、忘れてしまうこともある。中でも友人との「遊ぶ約束」「秘密の約束」をついうっかり忘れてしまい、迷惑をかけた経験がある人も少なくないだろう。
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■約束を忘れるのは一握り
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,664名を対象に調査を実施。その結果、全体の9.2%が「友達との約束を忘れてしまいがちだ」と回答した。
友達との約束を忘れてしまう人は、ほんの一握りのようだ。なお、男性10.4%に対して女性8.0%と、男性のほうが約束を忘れてしまいがちな傾向も明らかに。
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■30代はうっかり者が目立つ結果に
さらに、この調査結果を男女・年代別に見ると…
20・60代以外の世代では男性の割合が目立つ。もっとも割合が高いのは、30代男性で16.1%と突出している。20代女性14.1%、男性12.8%と続いた。
若い世代に約束を忘れがちな人が目立ち、40代以降の世代では1割を下回っていることも特徴的だ。
携帯電話が流行する前は、「固定電話」「手紙」「対面」を用いてスケジュール調整を取っていたため、現代のように連絡を取ることが容易ではなかったため、約束の重みが違ったのだろう。そのため、年配の人は約束を大切にする習慣が身についているのだろう。
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■既婚者ほど忘れてしまいがちな実態
一般的に、過程を持つとライフスタイルや価値観に変化が現れるといわれている。「友達との約束を忘れてしまいがちだ」と回答した割合を、未既婚別に振り分けると興味深いことが判明した。
すべての世代で既婚者の「約束を忘れてしまいがち」な割合が上回っており、もっとも高いのは20代で36.4%と頭一つ抜けている。また、年齢を重ねるたびにその割合は減っていき、最も低いのは60代未婚者で3.0%と皆無に等しい。
子供を持つと、自分のことを後回しにしてしまい子供優先の生活に変わる。特に20・30代の子供はまだ幼く手のかかる時期。仕事・家事・育児に追われてつい、友人との約束を忘れてしまうのかもしれない。
約束を破ると相手に迷惑をかけるだけではなく、信用も大きく失ってしまうこともある。自分のキャパをオーバーしない程度に約束をし、ゆとりを持ってスケジュールを組むことが大切といえるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1664名 (有効回答数)