政府、子連れ出勤の推進を表明 大臣の発言に賛否「選択肢が増える」「この考えが嫌い」
政府は子供を職場に連れていく「子連れ出勤」を後押しすることを表明。このときの、大臣の発言に賛否が巻き起こっている。
宮腰光寛少子化担当大臣は、子供を職場に連れていく「子連れ出勤」を政府として後押しする考えであることを表明した。このときの、宮腰大臣の発言に賛否が巻き起こっている。
■政府「子連れ出勤」後押し
「子連れ出勤」のほか、子育てと仕事の両立の実現に向けた、職場環境づくりを新たな重点課題とている政府は、自治体がモデル事業をする際の費用などの補助金を、従来の2分の1から3分の2に引き上げる方針のようだ。
実際に子連れ出勤を取り入れている会社を視察した後、宮腰大臣は「赤ちゃんはお母さんと一緒にいるのが何より大切」と子供を育てやすい環境を作っていくことの重要さを述べたという。
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■「ありがたい」「子供と通勤ラッシュに?」
この取り組みに、保育園に入れないことで職場復帰が叶わない母親にとっては「選択肢が増えるのはいいと思う」などの賛成する意見も見られる。一方、大臣の発言には否定的な声も。また、電車通勤時での危険性に危惧する声も寄せられている。
「社内では冷たい視線もあるんだろうけど、選択肢が増えるのはいいと思う。復帰したいのに保育園に入れない。これが解消されるならありがたいな…」
「この『お母さんといるべき』という考えが嫌い。両親で育てるべきでは? お父さんの子連れ出勤は?」
「社内に子供がいたら仕事に集中できないと思う。それより、自宅で仕事ができる環境作りが先では?」
「大人ひとりでも息苦しい通勤ラッシュに子供と乗るの? 子供もかわいそう。時間ズラせば社内でなにか言われそうだし…」