50代に被害者が続出か? バイクや車の騒音に悩まされた人の割合は…

自分の意識だけではどうにもできないからこそストレスになる…

2019/01/21 11:00

騒音被害
(Corosukechan3/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

日常生活に起こりうるトラブルの一つ騒音被害。特に夜中は、多くの人が寝静まる時間帯のため、生活音が気になってしまいがちだ。

中でも、バイクや車のマフラー音や騒音被害は犯人が特定できないこともあり、悩まされている人も少なくないだろう。


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■4人に1人が騒音被害経験者

しらべぇ編集部は、全国20〜60代男女1,664名を対象に調査を実施した。その結果、全体の26.6%が「バイクや車の騒音被害を被ったことがある」と回答した。

騒音被害

なお、男性29.1%に対して、女性24.0%とやや男性のほうが騒音被害に悩んでいるようだ。


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■男女共に50代に被害者続出

この調査結果を、さらに男女・年代別に切り分けると騒音被害に遭遇しがちな年代が明らかに。

騒音被害

すべての世代で男性の割合が上回っており、もっとも高いのは50代男性で34.7%。一方で、もっとも割合が低いのは60代女性で17.7%と同世代の男性と大きく差の開く結果となった。 また、男女共に50代をピークに山形のグラフ配置になっていることも特徴的である。

なお、騒音被害は地域差によって異なると想定し、試しにエリア毎に切り分けてみたが、大きな差は見受けられなかった。


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■「警察に通報しても…」「子供がギャン泣き」

ネット上には、車やバイクによる騒音被害で悩んでいるという人の声であふれていた。

「バイクが真夜中に起こされたことがある。昼間に、幼児をベビーカーに乗せ歩いていたら、真横でふかされてびっくりした子供がギャン泣きしたことも…」


「音もだけど、大型トラックの振動もひどい。震度3くらいの揺れでびっくりして真夜中に起きたことがある」


「近所のバイクの騒音がひどいので警察に通報したのですが、一向に解決せず。自分もライダーですが、近所に迷惑にならないよう配慮しているので腑に落ちません」


「車やバイクの音がうるさすぎてストレスが溜まり不眠症になりました。穏やかな生活を返して欲しい」


「乳幼児がいるので、夜中に騒音を聞くと怖くて泣き出します。この地域は子育て世代が多くみなさん困っています。警察も見回りしているみたいなのですが改善の兆しは未だにありません」


多くの人が騒音に悩まされており、一度の通報では解決しなかったと声を漏らしていた。中には、毎日通報を続けることで改善されたといった意見もちらほら。

騒音被害が酷いからといって、そう易々と引っ越せるものではない。個人の申告では改善が難しくても、近隣の住民で連携を取り、警察や自治体といった第三者に協力を仰ぐことで解決する場合もあるようだ。

もちろん、加害者側の意識の持ち方が極めて重要。バイクや車を趣味として楽しんでいる人は、自分の楽しさだけを追求するのではなく、マナーを守り周囲に心配り・思いやりを持つことを忘れないでほしいものだ。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年12月14日~2018年12月17日
対象:全国20代~60代の男女1664名 (有効回答数)

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