目の前で人身事故の現場を見たことある? なぜか東海地方では目撃率が高い傾向も

人身事故で電車が遅れることはあるけれど、実際に目撃したことがある人の割合とは…

2019/01/23 11:30

人身事故目撃
(TAGSTOCK1/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

ダイヤ通りに運行し、正確な時間で移動できる電車。その便利さから、日常的に利用している人も多いだろう。
しかし、時には、車両トラブルによって予定通りに到着できないこともある。中には、偶然事故現場に居合わせ、人身事故を目の前で目撃したことがある人も少なくないはず。


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■約2割が人身事故を目撃してる

しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,664名を対象に調査を実施。その結果、全体の19.5%が「人身事故を目の前で目撃したことがある」と回答した。

人身事故目撃

なお女性15.7%に対して、男性23.4%と圧倒的に男性の割合が多いことが判明。4人に1人の割合が人身事故を目撃した経験があると考えるとなかなかの割合である。


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■男性に目立つ目撃者率

さらに、この調査結果を男女・年代別に見てみると…

人身事故目撃

すべての世代で男性の割合が大きく上回っており、もっとも高いのは50代で27.6%。60代が26.9%、40代が23.7%と続いた。また、経験率ということもあり、年代が上がるにつれて割合が増えていることも特徴的である。

一方女性陣では、グラフにばらつきが見られるものの、40代を除くすべての世代が2割を下回る結果となった。

女性の社会進出が目覚しいが、まだまだ男性の働き手が多く、外出する機会も女性に比べて多いだろう。母数が増えれば必然的に、人身事故が起こっている場面に遭遇する確率は上昇するものである。


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■東海地方は人身事故目撃者が…

地域によって、地形や公共交通機関の整備が異なるため、日常の移動手段は様々だろう。そこで、エリア別に見ていくと…

人身事故目撃

もっとも割合が高いのは愛知・静岡・三重・岐阜といった東海地方で、26.0%と突出。北関東が22.2%、首都圏が21.3%と続いた。世界一複雑な電車システムを抱え、日本一人口の多い東京が3位なのは意外な結果である。

一方、もっとも割合が低いエリアは甲信越地方で、7.7%にとどまった。山梨・長野は四方を山に囲まれ、新潟は海に面している。車社会のため、電車に乗る機会が少なく目撃が少ないのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年12月14日~2018年12月17日
対象:全国20代~60代の男女1664名 (有効回答数)

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