女性は若づくりと年相応、どちらの美しさを目指すべき? 男女の意識差も判明
「美魔女」という言葉もあるほど、アンチエイジングがブームだが、女性の美しさは若さを目指すべきなのか…
美意識の変化か、食生活や化粧品などの進化によるものか、日本の女性は歳を重ねてもずっと美しいままの人が増えてきた。多くの化粧品や健康食品が「アンチエイジング」をうたい、その年齢には見えないほど美しい女性は「美魔女」などとも評される。
しかし、賛否はさておき、ヒアルロン酸注射やボトックス注射など、プチ整形に頼る女性も少なくない。世間は、女性の容姿に対して「若づくり」と「年相応」のどちらを望んでいるのだろうか。
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■7割が「年相応」を支持
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,664名を対象に「若づくり」「年相応」の二択で調査したところ、全体の65.7%が「女性は年相応の美しさを目指すべき」と回答した。
男性は62.1%なのに対して、女性は69.3%と、男性のほうがやや若づくり志向、当の女性たちは年相応志向が高いことがわかる。
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■加齢とともに上がる現実志向
さらに男女・年代別で見てみると…
すべての年代で男性は「年相応より若づくり」を望む割合が女性より高いが、20代、30代はとくに5割前後。40代以降は徐々に上がり、女性との差が小さくなっている。
女性は20代では6割を下回るものの30代になると一気に10ポイント以上上がり、40代以降は年相応派が7割台で推移している。
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■若い女性でも既婚者は現実的
では、当事者である女性に絞って、既婚・未婚別に見てみると、どうだろうか。
40代以降は、既婚・未婚で大きな差は見られない。しかし、20代、30代では、既婚者は年相応派が他の世代と近い割合で存在するのに対して、未婚者は10ポイント以上少なく、つまり若づくり派が多い。
これは、若い女性が恋愛や婚活をする相手である同世代の男性に「若づくり希望」の割合が高いことと無関係ではないかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国20代~60代の男女1,664名(有効回答数)