交際相手から罵倒や暴言を受けた経験ある? 若い世代に増加するDV被害率に唖然

交際相手から心無い言葉を投げられ、人格否定をされた経験ありませんか?

2019/02/03 19:00

言葉の暴力
(deeepblue/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

日本における、DV(ドメスティック・バイオレンス)被害者の数は年々増加しており、身近に起こりうる問題の一つとして取り上げられることが多い。

一般的に、DVという言葉を聞くと、身体的な暴力を想像してしまいがちだ。しかし、暴言・罵倒といった手法を用いて交際相手に精神的苦痛を与えるDVも存在する。そのため、交際相手から「言葉の暴力」を受けた経験がある人も少なくないだろう。


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■10人に1人がDV被害

しらべぇ編集部は全国20〜60代の交際経験がある男女1,313名に対して調査を実施。その結果、全体の13.4%が「自分を罵倒したり、言葉の暴力を振るう異性と交際したことがある」と回答した。

言葉の暴力

男性12.7%、女性14.0%とやや女性に多いようだ。男女共に10人に1人の割合で、言葉の暴力を振るわれた経験があると考えると見過ごせない数値である。


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■若い世代は被害者が2割越え

そこで、この調査結果を男女・年代別に見ていくと…

言葉の暴力

異性から言葉の暴力を受けた経験がある人がもっとも多かったのは、30代男性で23.4%。その後、20代の男女が2割台と続き、若い世代に目立つ結果となった。

30代を除くすべての世代で女性の割合が高く、女性のほうが言葉の暴力を受けやすい傾向が見えてきた。

また、男女共に年齢を重ねるごとに割合が減っており、60代では男女ともに1割を下回っていることも特徴的だ。経験率は通常年齢と共に増えていくもの。この割合がこのまま横にスライドしていくと考えると、今後の社会が心配になる数値である。


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■身体的に精神的にも蝕まれる

さらに、この調査結果を、以前の調査で「暴力を振るう異性と交際したことがある」と回答した割合と掛け合わせると、見過ごせない割合が明らかに。

言葉の暴力

身体的暴力と精神的暴力は、切り分けて考えられがちだ。しかし、すべての世代において、異性から暴力を振るわれた経験がある人は、「言葉の暴力も受けている」と、回答している割合が高いことが判明した。

現在、パートナーから、「罵声を浴びている」「暴言を吐かれている」といった被害を受けている人は、今後、暴力に発展してしまう危険性を秘めていることを知ってほしい。


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■周囲が被害者の心の支えに…

一般的に、DVと聞くと殴る・蹴るといった身体的暴力をイメージしてしまいがちだ。しかし、言葉による暴力は、目に見えにくいため知らず知らずに被害者の自尊心を奪い、心を蝕んでいく。

そのため、正常な判断がつかなくなってしまい、自身がDV被害者であることを認識できなくなってしまうケースが多いようだ。

周囲に、パートナーとの関係で悩んでいる人を見かけたら、第三者目線を持って話に耳を傾け、心に寄り添う姿勢を持つことが大切と言えるだろう。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年12月14日~2018年12月17日
対象:全国の20〜60代の交際経験のある男女計1,313名(有効回答数)

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