■常軌を逸した小児愛
イギリスのNGO団体である全英児童虐待防止協会の報道官は以下のコメントを発表。
「自分の欲を満たすための計画的な性犯罪は、安全な子供時代を過ごすという権利を奪うものであり、キャロル被告のような常軌を逸した小児愛者は投獄されて当然です。
子供のわいせつ画像の裏には、性的虐待を受けている被害者がいることを証明した事件だと考えます」
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■ネット上の反応は
判決結果を受けて、ネット上では社会問題として「児童への性的虐待」を軽んじているのではないかという意見が噴出した。
「再犯を可能にした社会のしくみにも原因があるのではないか」
「10年もすれば釈放されてしまう。また同じような悲劇が繰り返されないことを祈るしかない」
「政府は投獄にかかるコストを減らすことばかり考えず、子供たちを虐待から守るために長期間の刑罰による抑止力も検討してほしい」
■性犯罪の刑罰が甘い
今回は英国での事件であるが、しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,344名を対象に調査を行ったところ、「日本は性犯罪者に甘い」と感じている人が8割超。国を問わず性犯罪者への刑罰に疑問を感じている人が多いことが分かる。
今回の事件のように被害者が子供であった場合、厳罰化をのぞむ声が多いことも頷ける。国の将来を担う子供たちを守るのは社会の義務であり、制度の見直しが進むことを願うばかりである。
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(文/しらべぇ編集部・鈴木 もなみ)
対象:全国20代~60代の男女1,344名 (有効回答数)