古市憲寿氏「正義感ってすごい怖い」　たむけん罵倒ラーメン店が1日1000件の無言電話被害

■無言・迷惑電話1日1000件

番組では同店を取材。取材中に無言電話が鳴り続けており、店主いわく今週月曜日以降、店への電話は「午前3時、4時ぐらいまでは、鳴りっぱなし」で、1日1,000件を超えているようだ。

今回の騒動に対して店主は、「軽率な行動を取った私が悪いです」と反省を見せ、ここでも改めて謝罪している。しかし、想像を絶する電話攻撃には、「原因を作ったのは僕かもしれないけど、電話は違うんじゃないかなと判断しています」と述べた。

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■「正義感が強い」半数近く

騒動とラーメン店の現状を知った古市は、「第三者がこんだけ正義感にかられて、言っていると思うんですけど。その正義感ってすごい怖いなって思って。それってよくないなと思っていて」とコメント。

騒動や揉めごとがあると、率先して渦中へ飛び込む人がいる。これにより救われることもあれば、なおさら面倒な事態になることもあるだろう。そこで、しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,664名を対象に、「自分の性格について」調査を行った。

「自分は正義感が強いと思う」と答えた人は、全体で46.2%と半数近くの高めの割合。続いて、性年代別では…

男女ともに年代が上がるほど割合が増えている。若いうちは、恐怖心や面倒なことに関わりたくないという気持ちが強いのだろうか。

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■正義か意見の押し付けか

誰かを守るため、おかしいと思ったことを「おかしい」と指摘できる強さは本来、素晴らしいもの。しかし、考え方は人それぞれであり正義なのか、意見の押し付けなのかは難しいところだ。

意見のぶつけ合いは悪いことではないが、同時に相手と対話することも必要だろう。とくに今回のように、日常生活に支障を与える攻撃は、正義感というよりは単なる嫌がらせではないのだろうか。自身が第三者だった場合は「静観する」というのも大切だ。

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（文／しらべぇ編集部・長谷川 瞳）