咳やくしゃみ、日本人に多い「手で押さえる」は完全に間違い まき散らさないためには

インフルエンザのピークを過ぎたが、花粉によるくしゃみに悩まされる人が増加中。咳やくしゃみなどをする際のエチケットが話題になっている。

2019/02/11 07:30


くしゃみ
(metamorworks/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

インフルエンザのピークを過ぎたとされる中、花粉によるくしゃみに悩まされる人が増えてきているようだ。そんな中、咳やくしゃみなどをする際のエチケットが話題になっている。



■インフルのピークは過ぎたか…

厚生労働省の発表によると、1月21日~27日の1週間で、インフルの患者数が1医療機関当たり57.09人。全国で222万人と過去最多だったことを発表し、全国で「警報レベル」と言われるほどだった。

8日に発表された、1月28日~2月3日の1週間では、全国およそ167万人となり、最多人数を下回り、ピークを過ぎたとされている。


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■「手で口を塞ぐ」は間違い

とはいえ、乾燥が続く日々で咳が出る人や、花粉によるくしゃみを発生する人も少なくないだろう。では、咳やくしゃみをする際、マスクを着用しておらず口をおさえるハンカチなどが間に合わない場合、どのようにしているだろう。

両手が空いていれば両手で覆うように、電車などで片手が塞がっていれば片手で口を覆っている人が多いのではないだろうか。

先日、厚生労働省では「上着の袖など肘の内側で覆うこと」を推奨した。手で覆う行為は、席やくしゃみから発生したウイルスが手に付着する。

その手でドアノブや周辺のものを触ることで、周囲の人に病気を移してしまうおそれがあるというから、電車内や職場や学校などではとくに注意が必要だ。

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■「肘で覆う」アメリカでは当たり前
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