咳やくしゃみ、日本人に多い「手で押さえる」は完全に間違い まき散らさないためには
インフルエンザのピークを過ぎたが、花粉によるくしゃみに悩まされる人が増加中。咳やくしゃみなどをする際のエチケットが話題になっている。
■「肘で覆う」アメリカでは当たり前
また、アメリカ在住の癌研究者・大須賀覚氏も、自身のツイッターで日本人に多く見られるという「くしゃみを手で覆う」行為に対しての注意喚起をし、話題になっている。
インフルエンザが流行中です。一つ注意して欲しいのが"くしゃみ"の仕方。大多数の日本人は急なくしゃみの時、手で口を押さえます。これは良くない。手にウイルスがつき、その手で周囲を触ることで、周りの人にうつしてしまいます。くしゃみは肘の内側にするのが国際的にやられている正しい方法です。 pic.twitter.com/kHePRE8rqD
— 大須賀 覚 (@SatoruO) February 7, 2019
「肘の内側にくしゃみをすること」は、国際的にやられている正しい方法として幼少期から教育されるのだそう。大須賀氏自身、渡米した際に「みんな変わったくしゃみの仕方するな」と思ったそうだが、「実は日本人の方が間違っていたと後で知りました」と綴っている。
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■くしゃみの大きい人をどう思う?
しらべぇ編集部は、全国の20代~60代の男女1,361名を対象に「くしゃみが大きい人」についての調査を実施。「イラっとしたことがある」と答えた人は、全体で40.8%。そして性年代別に見ると、50代女性は52.3%が大きなくしゃみにイラっとしていることがわかった。
20~50代は、男性に比べて女性の割合が多いことがわかる。ビクッとするほど大きいくしゃみをされて「イラっ」としても、しっかり肘で押さえていれば少しはイラつきも軽減されるのかもしれない。
2月~3月は、まだ油断できないインフルの菌や、スギ花粉はピークになるといわれている。日頃から肘の内側で菌を防御できるように練習しておきたい。
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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳)
対象:全国20代~60代の男女1,361名 (有効回答数)