池江璃花子選手、白血病の公表で骨髄バンクに反響相次ぐ 一方「リスクの認識を」の声も

競泳の池江璃花子選手が白血病を公表したことを受け、ドナー登録の呼びかけなどが増えている中で、「リスクへの理解も」との声も相次いでいる。

2019/02/14 07:30


 

■flumpool山村「ドナー登録にいってきました」

13日には、池江選手と親交のあるロックバンド「flumpool」の山村隆太も自身のツイッターを更新。

昨年末、池江選手と食事をした際に「flumpool」のライブや池江選手が出場予定だった日本選手権にお互いに応援に行くと約束していたことを振り返り、今回の報道には「想像もできないほどの彼女の悔しさを思うと本当に言葉にならない」と心情を綴った。

そして「いま僕にできることをということで、今朝、ドナー登録にいってきました」と報告し、「ドナー登録をされる方が一人でも増えることを願っています」と呼びかけている。


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■自身の命をかける「ドナー登録」

ドナー登録をするには、いくつかの「ドナー登録できないケース」もあるが、「年齢が18歳以上、54歳以下で健康な人」「体重が男性45kg以上・女性40kg以上」の男女は登録が可能だ(骨髄・末梢血幹細胞を提供できる年齢は20歳以上、55歳以下)。

しかし、SNS上で医師や専門家、実際にドナーを経験した人々からは「リスクをきちんと調べてほしい」との声も多数挙がっている。

呼びかけている人や、支援している人は「正しい情報を知った上で」とのコメントも添えているが、「どれだけのリスクがあるか」を知らぬまま登録をしようとする人も増えているそうだ。

専門家などは「自身が人の命を救えるのなら…」とドナー登録をする行為は素晴らしいものだとしながらも、「数日間の入院や全身麻酔」「家族や職場など周囲の同意とサポートの必要」「骨髄液を1リットル抜き取る際の腰椎への穿刺への苦痛」「(副作用や後遺症などで)自身の日常生活に支障をきたす場合もある」などの大きなリスクを理解すべきだとの意見が見られる。

自分の命を賭すことだということは、きちんと理解しておきたい。

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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳

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