女性芸能人の結婚発表で「妊娠報告」は必要？　若い未婚男性が執着する傾向も

芸能人の結婚発表といえば、かつては多くの芸能レポーターに囲まれてテレビ放送されるものも見られたが、昨今はメディア各社へのFAXや、本人の公式ブログ・SNSで行われるケースも増えてきた。

ただし、どちらを元に報じられる際にも、女性芸能人の場合に判で押したように番組や記事に添えられているコメントは、「なお、○○さんは妊娠していない模様」といった、妊娠について言及されることが少なくない。

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■「妊娠報告」は必要なのか？

結婚発表の際の妊娠報告は、本当に必要なのだろうか。むしろ今の時代、セクハラ的な印象を覚える人もいるのではないだろうか。

実際、しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,664名を対象に「結婚発表の際の妊娠報告」について、「必要か不要か」の二択で調査したところ、「不要だと思う」と答えた割合は66.0％。

男性では62.4％だが、女性では69.6％。部外者にプライベートな性や妊娠について語らなければならないことは、同性のほうが嫌さを想像しやすいのかもしれない。

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■中高年女性はとくに違和感

男女・年代別で見ると、「不要」と考える人が多い層が判明した。

もっとも不要と考える人が多いのは、50代女性で75.9％。60代女性が73.2％で続く。一方で、若い男性には不要と考える人が少ないのも特徴的だ。

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■20代未婚男性は気になる？

ここで、「妊娠報告が必要」と考える人が女性より多い男性に絞って、未既婚別で検証してみると…

全体でも「妊娠報告は必要」と考える人が多い20代男性の中で、未婚者に限っては53.7％と、必要派が過半数となった。30代男性でも未婚の人は45.3％が必要と回答。

結婚した女性芸能人が「できちゃった婚なのか否か」をとくに気にしているのは、「若い未婚男性」ということがわかる。やや時代錯誤的にも思えるが、男性の潔癖意識の現れなのだろうか。

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（文／しらべぇ編集部・猫山ニャン子）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間：2018年12月14日～2018年12月17日
対象：全国20代～60代の男女1664名 （有効回答数）