医師の言動に「性的な印象」を感じたことある？　20代既婚女性が突出する結果に

人の生命と健康を預かる医師は、患者のプライベートな側面に触れなければならないケースも少なくない。触診や手術といった物理的な方法だけでなく、問診で踏み込んだ質問をされることもあるだろう。

しかし、こうした医師との接触やコミュニケーションにおいて、「性的な印象」を覚えてしまう人もいるようだ。

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■1割に経験あり

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,664名を対象に調査したところ、全体の9.4％が「医師の言動に性的な印象を感じたことがある」と回答した。

男性は8.8％だったのに対して、女性では10.0％と、微差ながら女性のほうがそうした印象を覚えた経験者が多いようだ。

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■女性だけでなく若い男性も…

この調査結果を男女・年代別にくわしく見てみよう。

男性は、2〜30代と40代以降で、くっきり分かれる。じつは、医師の言動に性的な印象を感じた割合がもっとも高い世代は20代男性で13.5％。30代男性が12.5％で続き、この2グループは、女性のどの世代よりも割合が高い。

一方、女性は20〜50代ではどの世代でも比較的高いものの徐々に下がる傾向が見られた。結果的には40代以降での男女差が、全体の男女差につながっている。

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■「20代既婚女性」が突出

ここで、「性的に感じた」と答えた割合が比較的高かった女性に絞って、未既婚別で検証してみると…

2、30代では未婚女性よりも既婚女性のほうがかなり高く、とくに20代の既婚者では24.4％が医師の言動に性的な印象を覚えたと回答している。

結婚して、初めての妊娠や出産、不妊治療など、独身者以上に性にまつわる診療が増える既婚女性。とくに若い世代では、そうした印象を強く持つ人が多いのかもしれない。

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（文／しらべぇ編集部・猫山ニャン子）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間：2018年12月14日～2018年12月17日
対象：全国20代～60代の男女1664名 （有効回答数）