木村太郎氏、「放置された商品を戻すのは店の仕事」発言で炎上 元スーパー店員に聞いた

客もマナーを守るべきでは…放置された品物を戻すのは店員の仕事と木村太郎氏が発言し炎上

2019/03/02 09:30

スーパーマーケット
(flukyfluky/iStock/Thinkstock)

スーパーマーケットによく行く人なら「客が戻すのが面倒で違う棚に放置した商品」を、少なからず見かけたことがあるのではないだろうか?

マナー違反なのはもちろん、常識的に考えてありえない行為だが、それについてジャーナリストの木村太郎氏が1日にフジテレビで放送された『直撃LIVE グッディ!』でコメントし、SNSで炎上している。



 

■品物を戻すのは店員の仕事?

木村氏によると、ほかの棚に放置された品物を戻すのは店員の仕事ということなのだが、多くのネットユーザーたちが「マナー違反」「客がルールを守るべき」と、木村氏の言い分をおかしいと感じているようだ。

だが、当事者であるスーパーの店員はどう考えているのだろうか? 実際にスーパーで働いたことがある30代の男性に話を聞くと、以下のコメントをもらうことができた。


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■売り物にならなくなる場合も

「袋菓子の売り場に珍味が置いてあるぐらいならまだしも、生肉をパン売り場など常温のコーナーに放置する人もいます。そうすると店員が戻す以前の問題で売り物にならなくなってしまうので、その商品は廃棄せざるを得ません。


また、これはスーパーにもよるかもしれないのですが、おなじ冷蔵でも肉売り場に魚の切り身などを放置した場合、不審物として捨てなければいけない場合もあると思います。


品物を別の場所に放置する行為は泥棒ではありませんが、店に与える損害は万引きと一緒です。放置するぐらいなら近くにいる店員に声をかけ、品物を戻してもらうかレジでやはりいらないと伝えてください。


木村さんはスーパーの現状を理解せず言ってしまったのかもしれませんけど、おそらくスーパーで働いたことがある人なら快く思わないのではないでしょうか?」


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■客側もマナーを守って利用を

確かに消費者から見ても常温コーナーに放置された生鮮食品は買いたくないし、もしそれを知らずに買って食中毒にでもなったら店の責任になってしまう。

客がお金を払う立場であることは間違いないが、すべての責任を店側に押し付けるのは酷なこと。客側もマナーを守って利用したいものである。

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(文/しらべぇ編集部・雨間 ゆうすけ

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