3月8日はエスカレーターの日 物議を醸す「片側空け」の是非を聞くと地域で差が

片側空けの慣習が定着しているエスカレーター。その是非は…

2019/03/08 10:00

エスカレーター
(rclassenlayouts/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

3月8日はエスカレーターの日。これは1914年、日本で初めて試験運転されたことを記念し制定されたものだ。階段の上り下りの苦労を省くことができるようになり、生活が格段に楽になった。

そんなエスカレーターには「止まって乗る人が歩く人のために片側を空ける」不可解な慣習がある。しかし、本来は「歩かずに、手すりをもって乗る」もの。呼びかけ運動も盛んに行われているが、一向に定着する気配はない。


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■「片側空け」の慣習をどう思う?

そこで、しらべぇ編集部では全国の20代~60代の男女1,589名にエスカレーターで片側を空ける慣習についてどう思うか調査を実施。

結果、「おかしいと思う」と答えた人は25.6%。多くの人は、エスカレーターの片側空けに肯定的なのだ。


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■地域で意識に差

「片側を空ける慣習はおかしい」と答えた人を地域別に見ると傾向が出た。

北海道の割合が高く、2位は東北。比較的寒い地域の住民はエスカレーターの片側開けに否定的な意見を持っている人が多い。

一方、気の短い人が多いといわれ、左側を空ける文化がある近畿地方は17.6%と極めて割合が低い。さらに中国地方も16.3%で、風習を支持している。近畿・中国の人々は片側空けを「必須」と考えているようだ。

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■慣習容認派の意見は?
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