米国弁護士の公開プロポーズが話題 古代の日本も肉食系男子で溢れていた
アメリカの弁護士が法廷で公開プロポーズをしたが、日本では否定的な意見が多く見られた。
■古代は歌で口説いた
しかし歴史をひも解くと、日本人のDNAにもしっかりと情熱が刻まれていることがわかる。
たとえば、出雲大社にまつられている「八千矛神(やちほこのかみ)」には、こんな恋のエピソードがある。
八千矛神(やちほこのかみ)は、美しい女神を口説くため家まで行ったが、女神が出てきてくれない。そこで、近所迷惑な夜明け前の時間に、家の戸をゆさぶって歌をささげたそうだ。普通に考えると失恋必至の行いだが、そこは神様。この恋は成就したようである。
また奈良時代には、村々の男女が集まり求愛の歌を詠みかわし、お目当ての相手と結ばれたという。現代だと、合コン中、歌で自分をアピールするようなものだ。
各々、心の中のほとばしる思いを、自由に言葉に乗せてまっすぐ伝えていたのだろうか。想像すると、今では考えられないような情熱的な情景が浮かぶ。
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■4割がプロポーズ「してほしい」
公開プロポーズに賛否はあるだろうが、結婚前の一大イベントであることに変わりは無い。
そこでしらべぇ編集部は、全国20~60代未婚の男女788名を対象に「プロポーズはしてもらいたいか? したいか?」と調査を実施。その結果、全体の42.1%が「プロポーズは相手からしてもらいたい」と回答した。
これから愛しい相手にプロポーズを考えている人は、先人にならって情熱的な歌で気持ちを伝えてみるのもいいかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の未婚の男女788名 (有効回答数)