幼保無償化が10月から開始するも「現役パパママが喜ばない理由」が深刻

ただ無料にするだけでは… 子育て世帯の悩みは深刻

2019/03/11 10:00


女
(liza5450/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

2月12日の閣議で、政府は幼児教育・保育を無償化する子ども・子育て支援法改正案を決定した。

法案をざっくりと説明すると、3歳から5歳児は全世帯、0歳から2歳児は住民税非課税世帯が対象の、10月から認可保育所などの利用が無料となるものだ。



■子育て世帯は喜ぶと思いきや…

この決定に子育て世帯のほとんどが喜んでいると思いきや、意外なことに「もっとこうしてほしい」といった内容のつぶやきが、ツイッターで多く見受けられる。

その内容とは「必要な年間費用の7764億円を保育士の給与アップに使い、余った費用をさらに多くの保育士雇用に使ってほしい」というもの。


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■Twitterのコメント

https://twitter.com/nenecology/status/1095181015897665537

確かにTwitterで言われているとおり、もっと多くの子育て世代に保育所を使ってほしいなら、無償化よりも先に保育士や保育園を増やすべきという意見はもっとも。

保育所を無償化にすることで、すでに子供を預けられている世帯は家計の負担は少なくなりそうだが、子供を入れられない世帯は入所の競争がより激しくなり、さらに負担を強いられる可能性もある。

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■子育て世代に話を聞いてみると
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