「幻の魚」クエ漁に同行したらまさかのヒット 40kgオーバーの巨大魚は本当に釣れるのか
ハタの仲間で白身の高級魚として知られるクエ。かなり釣り上げているという船長がいると聞き、宮崎港へ。
■クエの「解体ショー」が!?
幻の魚であり、極上の美味だというクエを釣り上げる瞬間をカメラに収めたい…という希望は打ち砕かれたが、「大阪でクエの解体ショーが行われる」という情報をゲット。
乗りかかった船(実際には乗りかけではなく荒波の中で一度乗っている)ということで、取材班はふたたび今度は大阪に飛んだ。
珍しい「クエ解体ショー」が行われるのは、大阪の南部・貝塚市にある『くら天然魚市場』。この日用意されたのは、長崎県産40kgの大物だ。
持ち上げるのも3人がかり。この日は、おろしたばかりの天然クエ鍋セットが格安で買えるということもあり、店内は超満員の人だかりだった。
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■超高級魚が回転寿司に
取材班が訪れた『くら寿司』では、解体ショーだけでなく、今月15日から21日まで天然クエを1貫200円(税別)で提供するという。
そもそも存在自体が「幻の魚」であり釣り上げるのも至難の業なので、回転寿司で食べられること自体珍しいが、お値段も驚きだ。さらに、一般の魚は、全体の4割ほどの身を寿司ネタにできるが、頭が大きく骨も太いクエは3割ほどにとどまるそうだ。
そのため、寿司にできない部分はアラ汁として出したり、それでも食べられない部分は養殖魚の餌として再利用するなどして採算をとったとのこと。
貴重な巨大魚の味はどんなものなのか。気になる方はぜひ試してみてもらいたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・盛山 盛夫)