現在一人暮らししている人の割合は… 50代男性の独居率が再び上がる理由とは
少子高齢化の拡大もあって、増えていると言われる一人暮らし。現在、どんな地域でどれくらいの人が独居しているのだろうか。
少子高齢化が進む日本、若者だけでなく高齢者の単身世帯も増えていると言われる。また、離婚や単身赴任などで、家族と離れて暮らすことになった人も少なくないだろう。
現在、日本の一人暮らし率はどれくらいなのだろうか。
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■4人に1人が一人暮らし
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,589名を対象に調査したところ、全体の23.1%が「現在一人暮らしをしている」と回答した。
これでもかなりの割合だが、ネット調査という特性上、70代以上は含まれていない。そうした高齢者を含めると、独居率はさらに高くなるだろう。また、男性は24.9%、女性では21.3%と、男性のほうがやや高い傾向が見られた。
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■50代で上がる男性の独居率
この調査結果を男女年代別で見てみると…
もっとも独居率が高いのは、男女とも20代。男性では36.6%、女性は30.6%が一人暮らしをしている。男女とも30代で一気に下がるのは結婚したためと考えられ、30代でも独身男性の独居率は30.9%、独身女性は25.7%と高い。
また、男性で2番目に割合が高い50代(28.8%)は、既婚者の独居率は3.2%と低いため、離婚や両親の高齢化・死去などによってこれまで家族と過ごしていた男性が一人暮らしになった可能性が高い。
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■首都圏だけが突出
地域別でも興味深い傾向が見られる。
独居率がもっとも高いエリアは首都圏で、29.2%。全国から若い世代が、大学進学や就職のために上京していることが伺える。しかし、同じく大都市圏でも、近畿や東海は全国平均を下回った。
甲信越や中国地方は、家族と同居する傾向が強いようだ。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国20代~60代の男女1,589名 (有効回答数)