「虐待状態のワンコがいます」ツイートが拡散 口輪は虐待か人と犬を守るものか
あるツイートに「虐待状態のワンコがいます」と動画とともにアップされた投稿が今もなお、様々な意見が飛び交っている。
■トリマー「装着することもある」
「動物の美容院」トリマーとして働く人にとっても、「口輪(マズルガード)」は必要なことも少なくないという。実際に女性トリマーの方に話を聞いてみた。
ヘアカットが初めての子や慣れていない子、家族以外の人間に触られることに慣れるまでに時間がかかる子など、口を開けて噛みつこうとする子もいますし、実際に噛みつかれたこともあります。
そういう場合はマズルガードを着けることもあるし、最初から飼い主さんに渡されることも少なくありません。
街を歩いていても、マズルガードをしているワンちゃんを見かける機会が少ないから、その姿が衝撃的に映った方が「かわいそう」と感じてしまうのかもしれませんね。ただ「虐待」と言われるのは、私たちにとっても心外というか、残念です。
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■情報を見極める方法を
近年、動物に対しての虐待事件が相次ぎ、報道されていることもあり、周囲の人間も敏感になっている一面もあるのかもしれない。
事故を防ぐ用途ではなく、たとえば四六時中、口輪を装着されているとなれば話は別だが、多くの愛犬家は使用方法を熟知しているのではないだろうか。
今回も拡散されたツイートで「口輪」について調べた人はどれだけいるのかが気になるところだ。情報の言葉や一部を切り取った映像だけで「かわいそう」「虐待」だと声を上げることは一考の余地があるのではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳)