元号を廃止して西暦に統一してほしい? 若い世代は併用支持、近畿では統一派も
いよいよ4月1日に平成の次の元号が発表され、5月1日より施行される。わずか1ヶ月の間にさまざまな対応に追われる人も。
4月1日、いよいよ平成の次の新元号が発表される。4月30日に退位礼正殿の儀が執り行われて、今上天皇陛下がご退位され、5月1日から新しい元号が施行されることになる。
発表から施行までは、わずか1ヶ月。また、およそ30年ぶりの改元ということもあり、ビジネスの世界では対応に追われている人も少なくないだろう。
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■元号・西暦の併用は面倒?
日本では、中大兄皇子(後の天智天皇)らが蘇我入鹿を討った乙巳の変(645年)を契機に「大化」が採用され、1300年以上にわたって用いられてきた元号。
しかし、西暦への変換を手間に感じたり、改元への対応に追われる人の中には、「もう元号は止めて西暦に統一してほしい」と考える人もいるのだろうか。
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■3人に1人が統一派
しらべぇ編集部が、全国20〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、「元号を廃止して西暦に統一してほしい」と答えた人は、全体の34.2%にとどまった。
男性では32.9%、女性は35.3%と、女性のほうが西暦統一派がやや多いがいずれも少数派で、日本独自の元号制度を続けることに意義を感じる人が多いようだ。