元号を廃止して西暦に統一してほしい? 若い世代は併用支持、近畿では統一派も

いよいよ4月1日に平成の次の元号が発表され、5月1日より施行される。わずか1ヶ月の間にさまざまな対応に追われる人も。

2019/03/31 08:00

元号
(bee32/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

4月1日、いよいよ平成の次の新元号が発表される。4月30日に退位礼正殿の儀が執り行われて、今上天皇陛下がご退位され、5月1日から新しい元号が施行されることになる。

発表から施行までは、わずか1ヶ月。また、およそ30年ぶりの改元ということもあり、ビジネスの世界では対応に追われている人も少なくないだろう。


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■元号・西暦の併用は面倒?

日本では、中大兄皇子(後の天智天皇)らが蘇我入鹿を討った乙巳の変(645年)を契機に「大化」が採用され、1300年以上にわたって用いられてきた元号。

しかし、西暦への変換を手間に感じたり、改元への対応に追われる人の中には、「もう元号は止めて西暦に統一してほしい」と考える人もいるのだろうか。


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■3人に1人が統一派

しらべぇ編集部が、全国20〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、「元号を廃止して西暦に統一してほしい」と答えた人は、全体の34.2%にとどまった。

男性では32.9%、女性は35.3%と、女性のほうが西暦統一派がやや多いがいずれも少数派で、日本独自の元号制度を続けることに意義を感じる人が多いようだ。

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■若い世代は併用支持
ビジネス元号西暦今上天皇陛下乙巳の変大化中大兄皇子退位礼正殿の儀
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