「人生で恐れるものなんて何もない」 線路で自撮り中にはねられた女子高生が死亡
ロシア・オルスク市で、線路で自撮りをしていた女子高校生が列車にはねられて死亡する事故が発生。
ロシアのオルスク市でカリーナ・ベイムカンベトワさん(15歳)が、線路で自撮りしているところを貨物列車にひかれて死亡する事故が起きた。事故現場ではズタズタに引き裂かれた遺体と、自撮り写真が納められたスマートフォンが発見されたという。
■「人生で恐れるものない」と繰り返す
地元のメディアによると、列車の運転士が線路上に人が立っているのを発見。何度も警笛を鳴らし非常ブレーキを作動させたが、緊急停止が間に合わず列車がカリーナさんをはねたと見られている。
事故時、一緒にいた親類の少年が危険が迫っていることを知らせたが、カリーナさんは「人生で恐れるものなんて何もない」と繰り返し、撮影をやめなかったという。少年は線路から飛び降り間一髪で助かった。
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■家族や友人の悲しみ
ソーシャルメディア上では、カリーナさんの家族や友人がその悲しみを語っている。
「心が痛みます。カリーナさんは私たちの記憶の中で友達として存在し続けるでしょう」
「カリーナさんの母親の悲しみを思うと、胸が張り裂けそうです」
「永遠に記憶に残る天使のような子でした」
カリーナさんの事故死は、刑事事件として間もなく捜査が開始される見通しだ。