前科者や元AV男優も複数在籍する『NHKから国民を守る党』が参院選に出馬表明

現在13名の地方議員を抱える「NHKから国民を守る党」。統一地方選候補者の公募には200名以上の応募が集まったという。

2019/04/07 15:30


 

■統一選候補23名が当選したら参院選に出馬

立花孝志

筆者は、立花代表に「参院選をどのように戦うのか」と質問した。

「統一地方選挙で23名が当選したら、参院選に出馬しようと思っています。候補者の立て方は比例区に2名、選挙区に8名にするつもりです。


そして、世論調査を見ながら、もう少し必要であれば、比例区に立てるか選挙区に立てるかを相談しながら、考えていきたいと思っています」

参院選が政治団体として参院比例区に出馬するには、比例区・選挙区にあわせて10名以上候補を立てなければならない。供託金は比例区が一人600万円、選挙区が一人300万円かかる。


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■連戦連勝だが…

筆者は続けて、「23名当選を目処にするというのは、やはり過半数以上の当選を目標にしていると言うことでしょうか」と質問。立花代表は次のように答えた。

「やはり、半分が当選しないと、有権者から十分な支持を得ていないと思います。それと、供託金の問題ですね。比例区2人、選挙区8人を擁立するには、供託金が3600万円、必要となる。


23名当選すれば、我が党の現職議員が36名になります。その方々から一人100万円ずつ借りれば、供託金を用意できる。そのことも考えて23名の当選を目指します」

自治体選挙で「NHKから国民を守る党」は連戦連勝。だから、政治家になりたい人が200名も応募したのだろう。しかし、統一地方選挙は初めての試み。これまでの勢いに乗って目標通り過半数以上が当選するのだろうか。そして、参院選へと打って出られるだろうか。

統一地方選挙後半戦の審判は今月21日に下される。

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(取材・文/France10・及川健二

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