子育てストレスを感じた経験者の割合は… 男性は30代・40代で断絶も
子育ては人生の喜びのひとつだが、「人間を育てる」という行為にはストレスもつきものだ。
■子育て世代にストレスを聞いた
しらべぇ取材班は、現在未就学児を子育て中の人たちにストレスを感じた経験について聞いてみた。まず、保育園に通う子供を育てる20代の女性は…
「子供が小さいうちは、なかなかトイレにも行けなかったり、近所のスーパーへ買い物に行くのも一苦労です。息子はこの世で何より愛すべき存在ですが、どんどん疲労が蓄積され、疲労感からイライラしてしまったことも正直あります。
子供が寝たあとで録画していたドラマを見たり…そんな小さな息抜きが、とても大切な時間でした」
また、2人の子供を育てている30代の男性に聞いたところ…
「僕は妻が専業主婦でスーパーに連れて行ったり旅行以外はわりと任せているため、そこまで感じたことはありませんが、2児を育てていて学んだことは『専業主婦なんだから育児は母親の仕事、と言ったら100パーセント激怒される』ということです。
なぜかはいまだによくわかっていませんが、知人の女性に聞いたらおそらくほとんどの女性がキレるとのことだったので、世の中の男性には気をつけてほしいと思います。僕はそれで10回は殴られてます」
と、専業主婦の妻と子育てで揉めた経緯について語ってくれた。
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■地域別では…
なお、今回のデータをエリア別で分析してみたところ…
育児ストレスの経験率がもっとも高いのは東海地方で55.6%、もっとも割合が少ないのは中国・四国地方で38.3%となった。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国20代~60代の子供がいる男女685名 (有効回答数)