「青春はなぜ青い春と書くのか」の意外な理由をチコちゃんが解説 困惑の声も多数

『チコちゃんに叱られる』で青春がなぜ青い春と書かれるのか解説 その理由に困惑の声が集まった

2019/04/13 17:30

チコちゃん

13日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマ「青春はなぜ青い春?」が、話題となっている。学生時代や若い頃のことをよく青春時代というが、なぜ「青い春」と書くのか。疑問に思ったことのある人も多いのではないだろうか。



 

■「春は青い」のルーツは…

気になるテーマに対しチコちゃんは、「春は青いから」と回答。中国古来から伝わる陰陽五行で季節ごとに色が決められており、春には青が当てはまるからだそうだ。

陰陽五行とは、中国の春秋戦国時代に生まれた思想である陰陽思想と五行思想が融合して生まれたもので、自然界すべてのものを「木」「火」「土」「金」「水」5つに分ける思想。

春が木、夏が火、秋が金、冬が水、土は四季それぞれの最終日(おおむね18日)といった具合に定められている。陰陽五行思想における人間の人生は、15~29歳を春、30~44歳を夏、45~64歳を秋、65歳以降を冬とする。

さらに春は青、夏は朱、秋は白、冬は黒と決められており、この2つを組み合わせて若い時代を青春と言われると解説。言葉自体はなんと奈良時代からあったという。


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■文豪・夏目漱石も関係?

しかし、現在の青春は若いという意味だけではなく、夢に向かって努力することや恋愛模様という意味合いを持つことが多い。

これには夏目漱石の小説『三四郎』が大きな影響を与えたという。『三四郎』は熊本から東京に上京してきた主人公が若い人ならでは迷いや不安、恋愛などを描いた作品。

その中には青春という言葉が使われているため、そのイメージが広がり現在のような使われ方をするようになったと解説した。

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