小学校長、公道に勝手に停止線 その理由に「気持ちはわかるけど…」
小学校の校長が、学校前の県道に停止線を模した白線を引き、書類送検されていた。生徒の安全を考えての行動だったと言う。
19日、福岡県で小学校の校長が、学校前の県道に停止線を模した白線を独断で引いたとして、道交法違反(道路における禁止行為)容疑で書類送検されていたことが判明。
校長が白線を引くに至った経緯に、ネットでは同情の声も出ている。
■「勝手に白線」で書類送検
報道によると、書類送検されたのは福岡県にある小学校の校長(50代)。
書類送検容疑は昨年7月で、校長が容疑を認めたため、略式起訴され、8月1日付で福岡簡裁が罰金4万円の略式命令を出した。
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■生徒の安全を配慮して
校長が白線を引くに至ったのは、生徒の安全面の配慮ゆえだった。該当する県道はゆるやかな下り坂にあり、以前、職員の車がスリップしたこともあったという。
その結果、校長は生徒の安全面を考えて、本来の停止線の15メートルほど手前に、スプレーで新たな別の停止線を引いたそうだ。