出産祝いを巡って揉め事に? 若い世代ではトラブル増加の傾向も

新しい命の誕生はおめでたいもの。出産祝いを贈ったりもらったりする人は多いだろうが、トラブルも増えているようだ。

乳児
(kuppa_rock/iStock / Getty Images Plus/写真はイメージです)

新しい命の誕生は、もっとも喜ばしい慶事のひとつ。子供を持つ人の中には、家族や親戚、友人などから、心のこもった出産祝いを贈られた人も多いだろう。

芸能界でも、たとえば杉浦太陽・辻希美夫妻は、昨年第4子が誕生した際、薬丸裕英と岡江久美子から、大きなベビーカーを贈られたことを紹介して感謝の意を表した。

また、ぺこ&りゅうちぇる夫妻も、昨年第1子が誕生した際、明石家さんまから贈られたお祝いの写真を公開して、話題を呼んだ。



 

■プレゼントは難しい?

しかし、誰かに贈り物をするのは意外と難しいもの。匿名掲示板でも、しばしば出産祝いに関するトラブルが報告されている。

しらべぇ編集部が全国20〜60代の出産祝いをもらったことがある男女893名を対象に調査したところ、全体の5.5%が「出産祝いを巡ってトラブルになったことがある」と回答した。

出産祝い

男性は6.1%、女性では5.0%と、わずかに男性のほうが多い傾向だ。


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■若い世代ではトラブル増加

全体では少なく見えるが、年代別で見てみると意外な傾向も。

出産祝い

20〜30代では13%弱と、他の世代と比較して出産祝いを巡るトラブルがかなり多いことがわかる。インターネットが普及し「出産祝い 相場」などと検索すると、だいたいの目安もわかる時代。あまりにも相場から外れたプレゼントは、非常識を疑われやすいのかもしれない。


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■トラブルを避ける方法は…

せっかくのお祝いが無用な揉め事を生んでしまうのは、誰しも避けたいもの。どのような工夫があり得るのだろうか。自身も3人の子育てを経験した50代の女性は…

「トラブルや相手に気を遣わせてしまわないように、出産祝いは『お返しの要らない程度の現金』か、『紙おむつ』と決めています。間柄にもよりますが、産後は本当に忙しいので、「お返しが要らないもの」が相手に負担をかけず、ありがたいと思います。


3人出産・育児を経験していますが、もらう立場としても、お返しなしの金額の現金や紙おむつが1番ありがたかったです」


また、最近身近に出産ラッシュが続いているという40代の男性は…

「出産祝いは、eメールタイプのAmazonギフト券と決めています。『産まれた』と知ったら、どこにいてもすぐに贈れること。


あと、おむつやおしり拭き、粉ミルクなどは結構かさばるため、うちでもAmazonやアカチャンホンポなどほぼ100%ネットで買っていたので、Amazonギフト券は、めちゃめちゃ使えるからです」


変に凝りすぎず、「自分がもらったら嬉しくお互いに負担にならないもの」を贈り合いたいものだ。

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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年2月1日~2019年2月4日
対象:全国20代~60代の出産祝いをもらったことがある男女893名 (有効回答数)

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