新元号「令和」の典拠にも! 日本初の和歌集『万葉集』クイズ

奈良時代末期に成立した万葉集には、貴族だけでなくさまざまな人々の歌が集められています。

日本の元号で、初めて漢籍ではなく、日本の古典から選ばれた「令和」。元になったのは、日本最古の和歌集『万葉集』の序文です。そこで、万葉集にまつわるクイズ5問に挑戦してみましょう!


1.万葉集を編纂した一人とされ、百人一首にも「かささぎの…」の歌が選ばれている歌人は誰でしょう?

正解は、大伴家持。三十六歌仙のひとりで、百人一首では「中納言家持」。ちなみに、在原業平は「ちはやぶる神代も聞かず竜田川」、柿本人麻呂は「あしびきの山鳥の尾のしだり尾の」、紀友則は「ひさかたの光のどけき春の日に」が、それぞれ百人一首に選ばれています。

2.万葉集にも歌が選ばれ、それを元に百人一首では「春すぎて」の歌で知られている、天智天皇の娘は誰でしょう?

正解は、第41代の持統天皇。叔父にあたる天武天皇の皇后で、その後を継いで即位。太上天皇(上皇)になった初めての天皇でもあります。なお、万葉集では百人一首と異なり、「夏きにけらし→夏きたるらし」「衣干すてふ→衣干したり」となっています。

3.万葉集にも100首以上の歌が残る、九州沿岸を唐の攻撃から守るために徴集された兵士は何でしょう?

(Tatsuo115/iStock/Getty Images Plus)

正解は、防人(さきもり)。任期は3年で、食料や武器は自前だったというから大変です。なお、北面武士は、白河法皇が設立した院の直属軍。健児(こんでい)は、国府などの防備にあたった兵士のこと。検非違使は、9世紀初頭に設立された軍事・警察組織です。

4.令和の典拠になった「梅花の宴」が行われたのは、現在でいうどの都道府県でしょう?

(AQtaro_neo/iStock/Getty Images Plus)

正解は、福岡県の太宰府。当時、太宰府の長官を務めていた大伴旅人邸で開かれた宴会で、梅の花にまつわる32首が詠まれました。万葉集巻五にある「梅花の歌」の序文が、令和の典拠になっています。

5.万葉集の巻十四に集められた、関東や東北などの地域の歌を何と呼ぶでしょう?

(paylessimages/iStock/Thinkstock)

正解は東歌(あずまうた)。関東や東北の他、遠江・駿河・信濃などで詠まれた歌が選ばれています。



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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

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