映画『キングダム』もヒット中! 春秋戦国時代にまつわる故事成語クイズ

中国の春秋戦国時代は、現代でもよく使われている言葉が多く生まれた時代です。その語源などをクイズにしてみました。

山崎賢人の主演で実写映画が公開中の『キングダム』。2006年からの長期連載が続いています。この作品の舞台は、中国の戦国時代。諸子百家がさまざまな論陣を張ったこの時代は、今でも当たり前のように使われている言葉が生まれた頃でもあります。

言葉にくわしい方、歴史好きにはぜひ挑戦してほしい全5問です。


1.今でも一般的な「完璧」は、戦国時代の趙・秦に由来する言葉です。どのようなエピソードでしょう?

正解は「2」。趙の王が持っていた璧(宝石)を秦の王が「15の城と交換しよう」と持ちかけてきた。交渉役となった趙の家臣・藺相如は、秦王の前で機転を利かせ、璧を奪われずに帰国することができた。「璧を完うして帰る」という故事から、完璧。「壁」ではなく「璧」と書くのは、そのため。

2.「矛盾」という言葉の由来である、楚の国の商人が「最強の矛と盾をともに売っていた」というたとえ話が載っているのは、どの書物でしょう?

正解は、「韓非子」。戦国七雄のひとつ、韓の王族だった韓非の思想をまとめたもの。その思想は秦の始皇帝に高く評価され、現代でも愛読する人が少なくありません。

3.「牛耳る」の語源も中国春秋時代にさかのぼります。元々はどんな習わしのことでしょう?

正解は「4」。『春秋左氏伝』の中にある「牛耳を執る」という言葉が元になっています。

4.「五十歩百歩」という言葉は春秋時代、梁の恵王に由来します。儒教の四書のうち、どれに載っているものでしょう?

正解は「孟子」。恵王と孟子との対話で、孟子が「戦場から五十歩逃げた兵士が、百歩逃げた兵士を笑ったらどう思うか?」と答えたことが、四書の『孟子』に記されています。

5.「逆鱗に触れる」の「逆鱗」は『韓非子』にある言葉です。「鱗が1枚だけ逆に生えている」というその生き物は何でしょう?

正解は「龍」。伝説では、龍には81枚の鱗があるが、アゴの下に1枚だけ逆さに生える鱗があり、それに触れた人間を殺す…とされていました。韓非は、臣下が君主を説得することの難しさのたとえ話にしています。


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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

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