宇多田ヒカル、女性天皇について知って驚く ネットでも反応分かれる
宇多田ヒカルの女性天皇に関するツイートが反響を呼んでいる。
宇多田ヒカルが4日、女性天皇に関して投稿したツイートが、話題になっている。すでに9,200回以上RTされ、いいね数は5万を超えた。また、700件を超えるコメントも寄せられている。
■女性天皇について知って驚く
「新しい天皇の即位式の映像見て、人口減少で存続の危機にあるのは経済国家としての日本だけでなくその皇室もだってことに気づいたわ」という下りから始まるニューヨーク•タイムズ紙の記事を読んで、日本の皇室の長い歴史の中には、女性が天皇だったことが何度もある(8人、10代)と知り驚く。
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) May 4, 2019
宇多田は、ニューヨーク・タイムズ紙の記事を読んで女性天皇について初めて知ったようだ。女帝については、歴史や国語の授業などで必ず習うテーマだが、アメリカンスクール出身の宇多田にとっては新鮮だったようだ。
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■遣隋使、百人一首などで著名な女性天皇
宇多田の投稿にもあるように、日本では過去に8人・10代の女性天皇が存在する(2人が重祚しているため)。
中でも、初の女帝である推古天皇は、聖徳太子(厩戸皇子)の伯母として知られ、遣隋使として小野妹子を派遣したことなどからも、日本史においてもっとも有名な天皇の一人だ。
また、百人一首「春すぎて…」の歌で知られる持統天皇、僧・道鏡を重用したことから毀誉褒貶の激しい孝謙天皇(重祚して称徳天皇)なども授業で習った人が多いだろう。
なお、8人の女帝のうち6人は6世紀後半から8世紀後半に集中。また、全員独身(寡婦か未婚)で即位し、譲位以後も独身を通した。