父親とのサシ飲みはハードルが高い? 30代男性に目立つものの意外な経験率が判明
飲みの場は人の心を開き、普段話せないことを打ち明けることもできる。親子水入らず、父親とゆっくりお酒を飲み交わす人もいるのだろうか。
仕事終わりの父親が、一家団欒の場で晩酌をはじめる姿を目にしたことはないだろうか。アニメサザエさんの磯野家においても、波平とマスオが「どうだね、一杯?」「いいですね。お義父さん」とかけあうシーンが印象深い。
中には、「子供が成人を迎えたら一緒に酒を飲むことが夢だ」と語る人をたびたび目にするが、実際に父親とゆっくりサシ飲みをした経験がある人はどれくらいいるのだろうか。
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■1割が父親とサシ飲み経験
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,502名を対象に調査を実施。その結果、全体の13.5%が「父親とゆっくり酒を飲んだことがある」と回答した。
1割台と以外にも父親と語り合いながらお酒を楽しんだ経験がある人は少ないことが判明。なお、男性17.1%、女性10.1%と男性の割合がやや高いものの、男同士の飲みの時間を作れていない人が多いようだ。
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■30代は父親と飲みたい年頃?
さらに、この調査結果を男女年代別に見ていくと、すべての世代において男性の割合が高く、中でも30代男性は21.6%と突出。
30代になると、仕事にも慣れ始め徐々に責任のある仕事を任されるようになり、中には家庭を持つ人もいるだろう。父親は息子の成長を感じられ、息子は父親の大変さを肌で感じるようになり、男同士で盃を交わしたくなる時期なのかもしれない。
一方の、女性陣も30・40代では1割が父親とゆっくりお酒を飲んだ経験があるようだが、その他の世代では、1桁代とほんの僅かである。また、通常経験率は年齢とともに高くなるものだが、男女ともに30・40代の割合が高く山形のグラフ配置になっていることも特徴的だ。
一昔前までは、「地震雷火事親父」と言われるように、父親は絶対的な権力を持っており、食卓でも座る場所などが決まっていたようだ。そのため、今よりも父親とサシ飲みするハードルが高かったということだろうか。
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■会社経営者層に続出
また、この調査結果を職業別に見ていくと…
もっとも父親とゆっくりお酒を飲んだ経験があるのは、25.9%で会社経営者層。自身が事業主となる自営業層も(18.8%)と続いた。一方で、もっとも割合が低いのは学生層で5.6%とほんの一握り。
会社の経営に加えて、「自身の家庭のこと」「社員の生活について」など、日々様々なことに頭を抱えているだろう。 家族であり人生の大先輩でもある父親に相談しながら、ゆっくり酒を酌み交わした経験があるということだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1502名 (有効回答数)