サッカー名門・前橋商業で「体罰・救護放棄・隠蔽」 学校・教委への取材で見えてきた背景とは
また起きた体罰そして救護措置放棄 現場を取材した結果続々出て来た驚くべき実態
■コーチがどんな人物か把握していない
前橋商業の副校長は取材に対して、「この体罰を行った外部コーチがどんな人物か、そして誰が連れてきたのかも分からない」と回答。ただし、外部コーチの費用を父兄に負担させていたことは認めた。
教育委員会もこのコーチの詳細を現時点では全く把握できていない。こんな問題が起きている状態にも関わらず、教育委員会は学校に調査を丸投げの状態だ。
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■ネットは批判の嵐
「いまだにそんな体罰やってるんだ?」
「その男性コーチ立たせて部員全員からのボールそのコーチに当ててやれ」
「他にもあるんでしょうね。氷山の一角」
「もう、いい加減に暴行傷害を体罰などと言い換えるな。 停職や減給で済ませるな。しっかりと刑事事件として対処するべきだ」
「サッカーボールは人を傷つけるための道具じゃない。サッカーを汚すな」
今回の外部コーチの件も体罰の域を超えている。バイトテロに対しては、民間企業が刑事告発を検討するケースが増えているように、教育委員会も、こういったある種の教育テロを行う人物は刑事告発すべきだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)