山本太郎の新党・れいわ新選組、1ヶ月で寄付金1億以上が集まる 各界から支援の声も
山本太郎参院議員が立ち上げた新党・れいわ新選組。著名人などから指示が集まり、寄付金も順調のようだ。
■著名人から応援の声
山本人気は各界に浸透している。落語界の大御所・立川談四楼師匠はツイッターで、
「感情が昂ぶり涙の訴えとなる山本太郎の演説には説得力がある。『自民党は野党が怖くない。デッドボールを投げないから。消費税増税反対じゃダメなんだ。消費税廃止か消費税減税でなきゃ。そういう怖いボールを投げろよ』
そうなんだ、野党に気魄を感じないんだ。野党であることを忘れてるんじゃないか!」
と山本氏の姿勢を絶賛した。”智の巨人”とも称される内田樹神戸女学院大学名誉教授は、「山本太郎議員への寄付、遅くなってすみません。僕もしました。たくさんの議員が立候補できますように応援してます。」とツイートした。
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■茂木健一郎氏はブログに投稿
脳科学者の茂木健一郎氏はブログで「れいわ新選組がおもしろい」と題して、次のように投稿。
「山本太郎さんの『れいわ新選組』がおもしろい。政策が斬新で、また、山本太郎さんの訴えには人の心を動かすものがある。ある意味ではポピュリズムとも言えるが、昨今のポピュリズムとはベクトルが異なるポピュリズムであって、その点もおもしろい。
『れいわ新選組』の『新選組』というのは幕末だと守旧派、体制側だったじゃないかと思うけれども、これは今の権力を持っているのは国民であるはずで、だからその国民に寄り添い、守護するんだ、みたいな趣旨のことを言われていたがそれならばありかなとも思う。
『れいわ新選組』の政策は斬新で、しかしそれは山本太郎さんひとりで、今回何人立つかわからないけど、少数政党だからできるんじゃないかという意見もあるかもしれない。
立憲のような大所帯だとあのような大胆な主張はできないかもしれない。しかしそこにこそ存在意義があるかもしれない。
政治は可能性の芸術であり、プレゼンテーションである。組織の大きい既存の政党にはできない主張を『れいわ新選組』が行っているとすると、ある程度の議席(衆参ダブルだったとして、それぞれ5人当選くらいいったら上出来だろうか?)を得たら、国会内において面白いプレゼンスになると思う」
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■山本代表は全国行脚
山本代表は結党宣言以降、平日は都内で街頭演説、土日は地方で街頭演説をするなど全国行脚している。北海道や仙台市、博多、神戸、岡田克也氏の地元・三重県や石破茂氏の地元・鳥取県にも足を運び、この土日は石垣島と奄美大島を訪れている。同行したスタッフの一人は語る。
「地方での山本太郎・人気はすごいものがあります。大勢人が集まる。そして、ボランティア登録する人も続出しています。告示日まで1ヶ月余りですが、強い風が吹くのではないか」
既存の野党が支持率が伸びない中、山本太郎「れいわ新選組」は参院選の台風の目になるかもしれない。
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(取材・文/France10・及川健二)