すき家から「豚丼のメニュー」が姿を消す 「牛丼より美味かったのに…」と嘆きの声
すき家が豚丼をはじめとする商品の販売終了を発表。その理由は…。
「これ、終わりの始まりやろ」ネット上でこのようなこがつぶやかれるようになったのは、24日、大手牛丼チェーン・すき家が豚丼をはじめとする商品を6月上旬から順次終了すると発表したためだ。いったい今回なぜ、突然の発表に至ったのか。
画像をもっと見る
■豚生姜焼き丼は引き続き販売
同日、すき家は「豚丼」のほか、「お子様豚丼」「豚あいがけカレー」「豚皿定食」「豚皿」も販売終了していくと発表。多くの人が利用する丼チェーン店だけに衝撃は大きいことだろう。
今回終了する理由について聞くと、ゼンショーホールディングス・広報課は「メニュー改廃の一環です」と回答した。
同課によると、普段から新商品の入れ替えをしており、今回の終了も同様のものだとしている。今後豚丼が新しくなって再登場するかは「今のところ未定」としながらも、豚生姜焼き丼は引き続き販売するという。
関連記事:木村拓哉の「人生で最高に美味しかった一品」に悲鳴 「食べたい」「勇気いる」
■食べすぎてトイレに…
記者が最後にすき家で食べたのは、大学生の初期だ。かつて大盛りのメニューにどハマりした時期は、すき家・豚丼の「メガ盛り」を食べたこともある。最後かもしれない姿を目と胃に収めるべく、編集部近くの店舗へ向かった。
食べたのは『ミニ豚丼』(310円)。テーブルに運ばれて、一口食べた瞬間、ウマイという感想が込みあがってくると同時に、懐かしさがフラッシュバックする。大盛りを食べ過ぎてトイレを探し京都の街をさまよったこと、顔の肉がパンパンに膨らんだこと…。時の流れは恐ろしい。