51歳男性、「路上で刺された」と警察に通報 隠されていた秘密に驚きと同情
「前方から歩いてきた人物にすれ違いざまに、先の尖ったもので左胸を突然刺された」と警察に通報した男性。しかし、「仕事が辛かった」という理由による自作自演だった。
29日、仙台市太白区の路上で、この近くに住む会社員の男性(51)が何者かに「刺された」と通報。しかし、それは男性の自作自演だった……という珍しい事件が発生し、ネット上で注目を集めている。
■「刺された」と通報も、ウソだった
男性が妻を通じて通報があったのは同日午後10時半ころ。警察に対し、「前方から歩いてきた人物にすれ違いざまに、先の尖ったもので左胸を突然刺された」「家に帰り、通報した」などと伝えた。
しかし、警察が事情を聞いていくと、当時の状況をうまく答えられなかったため、追求したところウソだったと告白。「自作自演だった」「仕事が辛かった」などと話したという。なお、今回の通報を受け、近くの小学校周辺では署員らが見回りを強化するなど、対応に当たっていた。
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■「ダメだけど…」「気持ちわかる…」
この報道に対し、ネット上では批判の声が出る一方で、「ダメなことだけど気持ちはわかる」「身につまされる」などの声も。
「自分は41歳だが、この記事を読んでわからなくもないと思ってしまった…。仕事が辛いが辞めるも転職も考えられない状況、どうすれば良いのか…」
「気持ちわかります。働き方改革で日本のストレス社会を少しでも改変してくれたらいいと願います」
「ええー! なんと人騒がせな…」
「その気持ちわからないでもないが、人騒がせもいい加減にしろと言いたいね」
「やっちゃいけないことだけど、不覚にもちょっと共感してしまった」
ストレスを感じながら働いている人の中には、自分と重なってしまった人もいたようだ。
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■「仕事が嫌い」が4割以上
ちなみに、しらべぇ編集部では以前、全国20〜60代有職者の男女705名を対象に「仕事について」の調査を実施。その結果、「仕事が嫌い」だと答えた人は全体の43.6%という結果に。半数近くの人たちが嫌な気持ちでありながら仕方なく働いているようだ。
仕事を休むために自分で自分の胸を刺すというのは、普通であれば思い至らない発想。それを実行してしまうのだから、男性は余程追い詰められていたのだろう。
まずは心身ともに回復し、そのうえで自分の行ないを反省してほしいものだ。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代有職者の男女705名(有効回答数)