しつけと暴力の境目は曖昧すぎる? 中高年世代からは厳しい反応も

しつけもエスカレートするとただの「暴力」になりかねない。では、しつけと暴力の境目が曖昧だと感じている人たちとは、どのくらいいるのだろうか

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2019/06/01 18:20

虐待
(Sasiistock/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

子育て中の人や、何らかのかたちで子供と関わったことのある人は、「しつけ」として子供を叱る場に遭遇したことのある人も多いのではないだろうか。最初は口で叱るだけだったはずが、言うことを聞かずについ手が出てしまうことも。

しかし、その行為がエスカレートしすぎると「それは虐待では?」と思われてしまう可能性もある。では、しつけと暴力の境目が曖昧だと感じている人は、どのくらいいるのだろうか。


 

■約5割が曖昧に感じる

しらべぇ編集部は、全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査を実施。その結果、「しつけと暴力の境目が曖昧だと思う」と回答した人は、全体で51.2%にのぼった。

しつけと暴力

約5割の人がしつけと暴力の境目が曖昧になっていると感じている様子。ちなみにこの結果を男女別に見てみると、男性が49.1%、女性が53.0%と女性のほうが3.9ポイント高い結果となった。


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■中高年世代で高い割合が目立つ

さらに男女年代別で見てみると…

しつけと暴力

60代女性が59.7%と6割に近い割合となった。現役を退いた人も多い世代のため、日常の中で他人のしつけを目にする機会が増えている可能性も。

中高年世代は、「体罰」が容認されていた時代に厳しい教育を受けてきた人も含まれていると見られ、自身のつらい経験が割合に反映している側面もあるのかもしれない。


■北海道では6割超え

そして、この結果を地域別に見てみると興味深い傾向が判明した。

しつけと暴力

北海道が66.7%と最も多い割合に。次いで北関東が58.9%と多い割合となった。地域別で見ても平均が5割を超えていることから、どの地域でもいきすぎたしつけには不快感を示す人が多いということなのかもしれない。

「しつけ」と称し、親による虐待事件も相次いで報道されている昨今。教育のための「しつけ」と、相手を傷つける行為でしかない「暴力」との境目が曖昧だと感じている人がこれだけ多くいる現状は、決してよい状況とは言い難いだろう。

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(文/しらべぇ編集部・ちくわり子

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1732名(有効回答数)

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