松本人志、「不良品同士でやりあってほしい」 川崎殺傷事件への発言に物議

松本人志が川崎殺傷事件の犯人を「不良品」と例えてネット物議。堀潤や古市憲寿が事件について見解を述べる場面も。

2019/06/02 14:00

松本人志

2日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、しらべぇでも既報の川崎殺傷事件について取り上げた。



 

■松本人志「不良品が出るのはしょうがない」

番組では、立川志らくの「一人で死ぬべき」発言の賛否に触れる場面があった。松本が神妙な面持ちで、川崎殺傷事件の犯人のような存在に対する持論を展開。

「人間が生まれてくる中で不良品が何万個に一個あるのはしょうがないと思うんすね。それをみんなの努力で、何十万個、何百万個に一個に減らすことはできるのかなと思う。


正直、僕はまあ、こういう人たちは絶対数いますから。もう、その人たち同士でやりあってほしいですけどね」


真面目な顔のまま言い切った。


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■堀潤氏は評価

ジャーナリストの堀潤氏が、「松本さんの言ったことはクリティカル」とした上で語り始める。

「アメリカの捜査当局は、前後の文脈がわかるから、テロを未然に防ぐことには自信を持ってるんです。でも、突発的に起こる。


しかも心に負担の強いられている状況で起きるものに関しては、事前にリストアップして何もやってない状況で逮捕するわけにはいかない。人権を踏みにじる行為だから。


ただ一方で、それを放置していた時に多数の犠牲者が出る。じゃあ、この天秤はどうなってるんだ。まだ本音で議論してないと思うんですよ。じゃあどうすればいいのかは、恐れずに議論をしていくべき。沈黙している社会は犠牲者を生むので、勇気ある議論を…」


松本の言葉は踏み込んだものだったが、有意義なものであると評価。

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■古市氏「どこまで人権を侵害していいのか」
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