記者会見で時おり見られる「意味不明な質問」 ゲンナリしたことがある割合は…

スポーツ選手の現役引退や芸能人の結婚、離婚など、様々な機会で行われる記者会見。時おり、わけのわからない質問が飛ぶことも。

2019/06/03 11:30


報道陣
(suriya silsaksom/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

政府関係や謝罪会見、芸能人の結婚発表など、さまざまな場面で行われる記者会見。テレビ、新聞、雑誌、しらべぇを含むネットメディアなど、多くの記者が詰めかける。

取材陣からは、切れ味鋭い質問が飛ぶ一方で、中には「それを聞く意味があるのか?」と思えるような、意味不明な質問に違和感を覚えたことがある人もいるのではないだろうか。


画像をもっと見る

■5割以上が「質問にゲンナリ」

しらべぇ編集部が、全国20〜60代の男女1,589名を対象に調査したところ、全体の54.1%が「記者会見の意味不明な質問にゲンナリしたことがある」と回答した。

記者会見

男性は50.9%だったが、女性では57.2%と6割に迫り、女性のほうが記者たちの無意味な質問に不快感を覚えていることがわかる。

イチローの引退会見のように、うまく切り返すインタビュイーもいるが、わけのわからない質問に会見者が当惑している様子を見たい人は、たしかに少ないだろう。


関連記事:海外でホームステイした経験は? フリーランスや経営者に多い背景とは

■中高年は厳しい視線

今回の調査結果を男女年代別で見てみると…

記者会見

もっとも割合が高かった世代は、50代男性で64.4%。60代女性が62%で続く。一方、20代は男女とももっとも低く、上の世代のほうがメディアに対して厳しい視線を送っているようだ。


関連記事:「気になる相手には質問で返す」 好意のあるなしでLINEの返信内容は変わる?

■フリーランスは辛口か

この調査結果を職業別で検証すると、興味深い傾向が見えてきた。

記者会見

もっともゲンナリ率が高かったのは、フリーランスの人たちで71.4%。自営業(65.1%)、経営者(62.5%)など、自分でビジネスをやっている人たちも厳しい。

一方、大きな組織に属している会社員や公務員、学生などは、あまりそうした印象を覚えていないこともわかった。

・合わせて読みたい→それってどういう意味? 「お人形さんみたい」は本当に褒め言葉なのか…

(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年2月1日~2019年2月4日
対象:全国20代~60代の男女1589名 (有効回答数)
記者会見質問フリーランスイチロー記者
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング