飲食店の無断キャンセル。経産省によると、この無断キャンセルによる飲食業界の損害額は、年間2,000億円にものぼると言われている。その悪質な無断キャンセルが、京都の料亭のオープン初日に起こった。しらべぇ取材班が怒りに震える店主を取材した。
■推定50代男性の落ち着いた声で…
被害にあったのは、京都市にある「東寺 こまどり」。店主の岡田さん(22)に当時の状況を詳しく聞いた。
オープンの日の3日、推定50代男性から「何人くらい店に入れるか」との問い合わせが入ったそう。その後、同じ男から「7,000円のコースで10人の予約をとっておいて。よろしく」と再び電話が入る。
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■「残念で涙が溢れた」
しかし、予約の時間過ぎても男は現れず、おかしいと思った店主が控えていた携帯番号に連絡すると「この番号は現在使われておりません」というアナウンス。ちなみに予約時の電話は非通知であった。
この予約のために料理を準備し、他のお客さんが来ても断る予定だったそう。岡田さんは「残念で悔しくて悲しくて涙が溢れた。他の方に二度とこのようなつらい想いをしてほしくないので、この件のツイートを行った」と話す。
拡散超希望
今日グランドオープンした当店に10人7000円の予約をしてくださいましたお客様がいましたが
時間をすぎても現れず お伺いした電話番号も偽の電話番号でした。
電話は非通知でした。非通知電話で信じた当店も馬鹿でしたがとても悲しいです。
ウキウキで必死に魚捌いてました
⤵︎⤵︎ pic.twitter.com/5CSDvqdi2Z— 東寺 こまどり (@toji_komadori) June 3, 2019