『美味しんぼ』最大の風評被害!? 完全に悪者にされた「GDL豆腐」がじつは激ウマ

実際に食べてみると…グルコノデルタラクトンを使った豆腐は激ウマ

2019/06/09 11:30


 

■昔ながらの絹ごし豆腐を試食

まず、昔ながらの製法で作った絹ごし豆腐『塩田』を食べてみる。ひと口食べると口いっぱいに大豆の風味が広がり、猛烈にウマい!

コレは醤油などほかの調味料を加えず、そのままシンプルにいただきたい最高の豆腐である。


関連記事:秋田県が誇る隠れA級グルメ『鹿角ホルモン』が最高にウマい

 

■GDL豆腐を試食

お次はグルコノデルタラクトンを使った絹ごし豆腐をいただく。微妙に塩田よりツヤっとしているが、『美味しんぼ』のGDL豆腐のように豆乳を薄めて作ったものではない。

酸で豆腐を固めているため、フレッシュチーズのような爽やかな酸味があり、コレはコレで絶妙にウマい!

そのまま食べても美味しいが、オリーブオイルと塩でモッツアレラチーズのように食べたり、蜂蜜をかけてドルチェのようにしてもウマいだろう。


 

■悪いのはグルコノデルタラクトンではない

『美味しんぼ』だけ見るとグルコノデルタラクトンが悪者に見えてしまうが、悪いのは当時グルコノデルタラクトンを使って薄い豆腐を大量に作っていた業者であって、凝固剤ではない。

凝固剤そのものは悪くないことをしっかりマンガに入れれば風評被害には至らなかっただろうに、描写が足りなかったことは非常に残念だ。

チーズを作る際にも、レンネットやレモン汁などさまざまな凝固剤があり、それぞれに違った風味があるので、豆腐も同じことなのかもしれない。

・合わせて読みたい→秋田県が誇る隠れA級グルメ『鹿角ホルモン』が最高にウマい

(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

豆腐美味しんぼグルコノデルタラクトンにがり
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング