4年間のいじめで追い込まれた児童の悲鳴 教委・学校のずさんな対応も明らかに

信じられない教育現場の実態が明らかに しらべぇ取材班が独自取材すると…

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2019/06/11 07:40

教育現場でのいじめが深刻化し、いじめによる自殺も依然としてなくならない。こうした現状に大きな責任があるのは、学校と教育委員会だ。

大阪府の小学校で起きたいじめに対して、信じられない対応をしている教育委員会と学校の実態が浮かび上がって来た。しらべぇ編集部による独自取材だ。


 

■堺市で起きている非常事態

大阪府堺市内の小学校では、じつに4年間に渡っていじめが行われているという。

被害児童は、1年生の後半に通学帽がゴミ箱に捨てられ、2年生になると鉛筆・定規などが頻繁に無くなる被害に。そして体操帽がまたゴミ箱に捨てられていた。

担任教師は、この行為を行った加害児童を発見。児童の保護者より、被害父兄への謝罪があったが、その後、被害児童が加害児童に突き飛ばされて、あざを負う被害が発生。

3年生では、「うざい、死ね」といった言葉によるいじめや仲間はずれが始まった。担任による無神経な態度も被害児童を苦しめ、ハンカチが二度に渡りゴミ箱に捨てられる被害も発生。被害児童は、学校に通う4年間、幾度となく悲鳴を上げ続けてきた。


 

■教育委員会に相談するも…

堺市教育委員会に相談するも、適切な対応が取られないまま。堺市教育委員会のいじめ担当指導主事は、児童のことを「容疑者や犯人」と発言する無神経さ。被害児童が通う小学校の校長、教頭、教諭と被害父兄との通話の音声データを聞いても、頓珍漢な対応ばかり。

結果として、被害児童は3年生の1年間に37日間欠席せざるを得ない状況に陥った。父兄はこの間堺市議会議員に相談し、議員からも教育委員会に的確な対応をするように要望が出されている。

父兄からも要望書が学校に出されたが、校長、教頭ののらりくらりの対応で実現することはなく、4年生になっても学校側、教育委員会の不適切な対応が続いたため、弁護士に対応を依頼。

6月3日に教育委員会と学校、父兄、弁護士を交えた話し合いが持たれたが、児童は先週後半から今日まで学校に完全に通えなくなっている。

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■緊急事態発生

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