ご飯をおいしく炊く「意外なコツ」が話題に その秘訣をメーカー担当者に聞いてみると…
ご飯をおいしく食べるコツとは メーカーに直接聞いてみると…
「最近、炊いたお米がおいしくない…」そんな悩みを抱えた人が、「あることをしただけでおいしく食べることができた」というツイートが話題を呼んでいる。その話は本当なのか…ご飯をおいしく食べるコツをしらべぇ取材班が追った。
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■早炊きをやめる!?
「最近ご飯が美味しく感じない……精神的に病んでるのかな……」って思ってたけど炊飯を早炊きじゃなく普通炊きにしたら元どおりおいしいご飯に戻ったことがあるので、ご飯が美味しく感じない人はまず早炊きをやめろ
— あああああ太郎 (@9_dokumamo) June 10, 2019
話題のツイートは、「ご飯がおいしく感じられない時に、早炊きではなく普通炊きにしたらおいしく食べることができた」というもの。しかし、早炊きと普通炊きでは味に違いが出るのだろうか。
この謎を探るべく、1970年に世界初の電子ジャーを発売し、現在も炊飯器のトップクラスのシェアを誇る象印をしらべぇ編集部が直撃した。
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■「普通炊きが一番です」
話を聞くと、「炊き方」以前に、はじめにするべきことがあるという。現在、炊飯器のメーカーは各社とも、2008年の省エネ法の改定に伴い、省エネ基準を達成するために出荷時には「エコ炊飯モード」に設定しているそう。
よりおいしくお米を食べたい場合は、まずエコ炊飯モードを解消して、普通炊きに変更する必要がある。
ちなみにだが、象印の『炎舞炊き』(5.5合)を例にあげると、エコモードでの炊きあがり時間は約49~64分、普通炊きで約51分~57分、特急モードで約13分~21分と、それぞれ炊くために要する時間は異なる。
炊飯は「予熱(浸水)→中パッパ→沸騰維持→蒸らし」という大きく分けて4つの工程があるそう。そして、ご飯をおいしく炊くコツは、「火力」と「炊いている間のお米の対流」なんだとか。象印担当者は「味にこだわる方は、普通炊きが一番です」と話す。