相次ぐ虐待で増加傾向の毒親 「自分の親も該当する」か聞くと驚きの結果に
虐待事件も多い昨今。自分の親を「毒親」と思ったことがある人は…
16日、千葉県野田市の小学4年生が父親から虐待を受け死亡した事件で、傷害幇助の罪に問われた母親の初公判が開かれ「真冬に冷水を浴びせる」「食事を与えない」など、その凄惨な仕打ちが明らかに。
なかでも人々を驚かせたのが、父親が「娘の存在が自体が嫌だ」と話し、寝室に閉じ込めていたこと。子を持つ親とは思えぬ発言に、怒りの声が上がった。
■自分の親が毒親だと思ったことがある?
虐待までいかなくとも、子供を愛していないと思われるような行動をとる親を「毒親」と呼ぶ。そして、そんな両親が増えているともいわれる。
しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1,664名を対象にした調査では、22.3%が「自分の親は毒親だと思ったことがある」と回答。
子を思って厳しく育てるケースもあるが、2割以上が「自分の両親は毒親かもしれない」と思った経験があることは、少々異常にも思える。
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■毒親だと思った瞬間4選
どのようなときに「毒親」と感じたのか。複数の人に聞いてみた。
①異常な暴力
「父親から顔を殴る、身体を蹴るなど、異常な暴力を日常的に受けていました。子供の頃はそれが普通だと思っていましたが、友達に話したらビックリされて…初めて異常だということに気がついて。
両親は離婚し、その後父親とは会っていません。自分にも子供ができましたが、未だにあの対応は許せない」(30代・女性)
②「必要なかった」といわれた
「虐待等はなかったのですが、あるとき母から『アンタは別に要らなかった』と言われ、ショックだった。できちゃった婚ってことを伝えたかったのでしょうけど、そこから親のことが嫌いになった」(20代・男性)