公共の場で赤ちゃんに授乳 追い出された母の猛反発で当局も巻き込む大騒動に

公共の場で胸を出し母乳を与えた母の行為に、賛否両論

2019/06/15 15:00

授乳
(yongtick/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

人前で堂々と授乳することは、責められるべきなのか、それとも容認されるべきなのか。ある母親が市営プールにて胸を晒し授乳したところ、「出て行ってほしい」と職員に言われ、思いもよらぬ騒動に発展した。



 

■市営プールで母乳を与えた女性

米国テキサスシティで暮らすある女性が、市営プールにてお腹を空かせて泣く生後10か月の息子に母乳を与え始めた。

これに驚いた男性監視員が女性に近寄り「もしかして母乳をあげているのですか」と質問したというが、女性は「そうよ」「禁じられてはいないはずだわ」と開き直り、「ここは市営プールなのです、おやめください」という監視員の指示を頑なに拒んだという。


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■職員の通報で事態が急展開

胸を隠すことさえ拒む女性に困り果てた監視員が、仕方なく通報。駆けつけた警官は女性に対し、「プールの管理人が困っています」「帰ってほしいと言っています」と、職員に代わって帰宅を促した。

これにショックを受けた女性は、その場で号泣。帰宅後も怒りが収まらず、その日の出来事をFacebookに書き込み「息子に母乳を与えただけで追い払われたの」と怒りをぶちまけている。

それを見た数十人のお母さんたちが女性に同情し、その翌日には市営プールに子連れで集結。いっせいに赤ちゃんに母乳を与える、プラカードを掲げ抗議するなどし、プールにいた市民、そして職員らを驚かせた。

「公の場で母乳を与えることに違法性はない」「女性の権利をどう思っているのか」「母乳育児は社会的に認められていいはず」という抗議の声は大きく、現地メディアもこれを大々的に取り上げている。

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■当局が速やかに反応するも、様々な声
プール母乳モラル育児抗議米国配慮権利授乳
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