『カルテット』脚本家と会食中、揚げ物とレモンが… まさかの行動に爆笑相次ぐ
「唐揚げにレモンを黙ってかけるのはアリか」を真面目に議論して話題になったドラマ『カルテット』。2年の時を経て、脚本家の行動が話題に。
■坂元氏、自らレモン絞る暴挙に
すると、レモンの存在に気づいた坂元氏は、あろうことか自らレモンを絞るという行動に。家森的に言えばかなりの暴挙だが、それをまさか書いた本人がするとは……。
しかし、驚く万城目氏に対して坂元氏は「こういうときは率先してさっさと絞ってしまうことにしてるんです」と説明。そして、「(高橋)一生くんとかもっと面倒くさいことなってると思います」とコメントしたそう。
たしかに飲み会で揚げ物が出てくるたびにテーブルに緊張感が漂うと、自分からその空気を打ち壊したくなるのも自然な反応だろう。
すると坂元氏、やおらレモンを手に取り「こういうときは率先してさっさと絞ってしまうことにしてるんです」とレモンをまんべんなく絞ってしまいました。なるほど、面倒な展開になる前のライフハック! 「(高橋)一生くんとかもっと面倒くさいことなってると思います」という言葉に重みがありました。
— 万城目学 (@maqime) June 15, 2019
なお、万城目氏は家森に感性が近かったのか、カラッと揚がっていたフリットをそのまま食べたかったようで、内心落胆した様子。しかし、レモンするという行為は不可逆性を伴うため、どうにもできなかったようだ。
ちなみに私は、とてもいい具合にフリットがカラッと揚がっていたので、どちらかというとレモンをかけたくなかったのですが、『カルテット』の十字架を背負った坂元氏のレモン先制攻撃に何も言えなくて、梅雨・・・でした。
— 万城目学 (@maqime) June 15, 2019
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■「おまえか、おまえだったのか」
なおこの後、坂元氏は自身のインスタグラムでこの一幕について言及。
「件の番組が放送されて以来、会食の席で出された揚げ物にレモンが添えられてあるたびに、その場に奇妙な空気が漂うようになりました。
ある者は緊張気味にわたしをチラチラとうかがい見、またある者は『ありますよ』『ほらほらレモンありますよ』と言ってニヤニヤとわたしを見るのです。(中略)
このたびの万城目さんとの食事の際、会話に気を取られていてしばらく事態に気付かなかったわたしは、いつのまにかその場を支配している緊張感と、横目にわたしを見る複数の視線によってようやくあの懐かしい戦場の匂いを嗅ぎ取ったのです。
そしてテーブルの上にその原因を発見した瞬間、おまえか、おまえだったのか、おいおい久しぶりじゃないか、と心の中で咆哮しながらおもむろにレモンを掴み、楽しかった空気を壊した根源を殲滅しました」
ユーモラスな筆致で、レモンに対する複雑な気持ちを爆発させた。
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■「かけられるとイラッとする」のはわずか15.7%
ちなみに、しらべぇ編集部で全国20〜60代の男女1,343名を対象に調査したところ、「唐揚げにレモンをかけられるとイラッとする」と回答したのは全体の15.7%。
8割以上が「レモンをかけられてもイラッとしない」ものの、全体の約半数はもともと「レモンをかけない」タイプでもある。つまり、「別にイライラするほどでもないが本当はかけてほしくない」層も一定数いるようだ。
ツイッター上で多くの反応を集めている、万城目・坂元両氏による今回の投稿。家森を演じた高橋が日々どんな「唐揚げレモンハラスメント」を受けているのかが、俄然気になってくる。
(文/しらべぇ編集部・倉本薫子)
対象:全国20代~60代男女1,343名(有効回答数)