さすがにやりすぎ? 炎上も目立つユーチューバーの動画に7割が問題意識も
ゲーム実況に、メイク動画など、さまざまなタイプのユーチューバーが活躍しているが…
3月、東京・渋谷のスクランブル交差点にベッドを置く様子を撮影した動画がユーチューブに公開され、警察が道交法違反などの疑いで捜査に乗り出し、ニュースとなった。
近年、若者を中心に高い支持を得ているユーチューバーだが、なかにはついおふざけがエスカレートしてしまったり、過激な動画で再生数を稼ごうとしたりする人もいるようで、たびたび議論を呼んでいる。
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■7割の人がやりすぎを実感
しらべぇ編集部が、全国10〜60代のユーチューバーの動画を見ている男女745名を対象に調査したところ、全体の67.4%が「ユーチューバーの動画を見てやりすぎだと思うことがある」と回答した。
男性67.0%、女性67.7%と、男女差はほぼなく、およそ7割の人が行き過ぎた動画があると実感しているようだ。
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■動画のジャンルが影響?
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは10代女性で75.0%。40代男性が73.6%で続き、男女ともに世代によってバラつきがあり、高齢層よりも若年層の割合が高い結果となった。
ユーチューブにはさまざまなタイプの動画が投稿されており、なかでも若年層に人気があるのは、実験を行ったり体を張ったりするコメディ系の動画だ。こうした動画は、より過激になりやすい性質があるのかもしれない。
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■地域ごとに差も
さらに、やりすぎだと感じている人の割合は、地域によってもバラつきが見られる。
東北地方が77.4%、中国地方が77.3%と割合が高い一方で、四国地方は35.0%と半分以下の割合となった。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代のユーチューバーの動画を見ている男女745名 (有効回答数)