「孝行したい時に親はなし」 自分は親孝行していると感じている人の割合とは

両親のありがたみを感じてはいるものの、自分は「親孝行をしている」と宣言できる人はどれくらいいるのだろうか。

2019/06/25 10:20

親孝行
(JHK2303/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

この世に生まれ落ちてから、近くで見守り愛情をかけて育ててくれた両親だが、思春期や反抗期には「うざい」「ムカつく」など、乱暴な言葉を投げかけてしまった経験がある人もいるだろう。

成人して同じ立場になった時、改めて両親の偉大さやありがたみを肌で感じるようになり「親孝行」を考えるようになる人も多いはず。実際に「自分は親孝行をしている」と胸を張って言える人はどれくらいいるのだろうか。


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■4人に1人が親孝行?

しらべぇ編集部は、全国10〜60代の男女1,721名を対象に調査したところ、全体の28.1%が「自分は親孝行をしていると思う」と回答した。

親孝行している

じつに、4人に1人が親孝行をしていることが判明。なお、男性23.4%、女性32.4%と女性のほうが両親を気にかけている人が多い傾向も見受けられた。


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■40代男性は親孝行が苦手?

さらに、男女年代別に見ていくと、すべての世代で女性の割合が男性を上回っており、年齢とともに親孝行をしていると感じる人が少しずつ増え、もっとも高いのは60代で45.5%。

対する男性陣のグラフを眺めていくと、40代で1割台とガクッと割合が下がりV字型のグラフとなっていることが特徴的だ。

40代になると親世代は、およそ70代…人生100年時代とは言われているものの、病気やケガのリスクが高まり、中には両親を早くに亡くす人もいるだろう。冠婚葬祭の話を耳にするたびに、「親孝行をしなければ…」という想いに駆られる世代なのかも。


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■子育て世代は親孝行?

また、今回の調査結果を子供有無別に見ていくと、興味深い傾向が見えてきた。

「親になって初めて親のありがたみがわかる」と言われることがあるように、男女共に子供がいる人の割合が高く3割を超えている。

自身が親となり子供の成長を見守り支える立場に立つからこそ、これまでの両親の苦労を感じ取れるようになり親孝行を意識するのだろう。中には「孫の顔を見せられたことが親孝行だ」と感じる人もいるのかもしれない。

誕生日、結婚記念日、母の日、父の日、敬老の日…と、日本には両親に感謝の気持ちをカタチとして伝える機会がたくさんある。「孝行したい時に親はなし」両親が存命の内に孝行したいものだ。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年5月17日~2019年5月22日
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)

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