仕事仲間のミスを怒らなかった女性オーナー その理由に称賛相次ぐ
『セブンルール』でケータリング会社のオーナー・寺脇加恵のルールを7つ紹介。ネットでは多くの共感を呼んでいる。
様々な分野で活躍する女性に密着し、「いつもしていること(ルール)」を7つ取り上げ掘り下げていく番組の『セブンルール』(フジテレビ系)。25日の放送では、ケータリング会社のオーナー・寺脇加恵に密着。彼女の「あるルール」がネットで共感を呼んでいる。
■「怒っても生産的じゃない」
寺脇のもとに、ケータリングの料理を飾り付けるための国旗を作成した友人が訪れた。しかし、注文したサイズや糊付けの位置が間違っていることが発覚。
作り直しを求めるかと思いきや、寺脇は相手のミスを責めることなく「これ時間かかったよね」と気遣いを見せ「じゃあ今回はこれでやりましょう」と言って去った。
なぜミスした相手を怒らなかったのか、彼女はこのあとのインタビューで、
「人間持っている時間とエネルギーは有限じゃないですか。怒っても生産的じゃないので、そのエネルギーは別の方面に向けてもっとお料理を上達する情熱に使うとかそういうふうに決めてます」
と怒ることによって使うエネルギーを、仕事の情熱に変え生産性をアップしているのだと語った。
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■きっかけは父の言葉
「怒らない」というルールを自分自身に課している彼女は、20代で一度アパレル会社を起業しその時の仲間に横領された経験を持つ。かなりショックを受けたと語るが、父からかけられた言葉が今の彼女を作り出すきっかけとなったようだ。
「それはお前が悪い。万引きするような仕組みで商品を管理していたこととか、見きれなかった自分が悪い。それを自分の考えを改めたり行動を改めたり学びの経験とすることで、失敗も成功の1つの要素に変えることができる」
一見厳しい言葉かと思いきや、愛のある激励にスタジオからも「素晴らしいお父さん」と思わず感心する声が。
〈ケータリング会社オーナー #寺脇加恵 の #セブンルール 〉
1.馴染みのない国の料理をミックスする
2.市場に行くときはヴィンテージの服
3.仕込み作業中はオペラを聴く
4.怒らない
5.チームに異業種の人を入れる
6.レシピと一緒に思い出も聞く
7.本場の味は本場へ行って学ぶ pic.twitter.com/iblafEkIlE— 7RULES (セブンルール) (@7rules_ktv) June 25, 2019