真夏日に“校庭100周”の指示をした教諭 「いつの時代の指導法だ」と非難殺到
またしても教諭の信じられない行為が発覚 その詳細とは…
■部活動研修の実態が明らかに…
教諭の指導を管轄している柏市教育委員会に、この件をどう考えているのか取材した。教職員課の担当者は、「今回の教諭の行為は、完全に行き過ぎた体罰と認識している。市教委の調査に教諭は『体罰の認識が甘かった』と答えた。体罰や部活動指導に関する研修は行っている」と話した。
続けて「部活動に関する研修会は、直近の1年間に何回行って、何名の教諭が出席したのか」と尋ねたところ、「2018年度部活動に関する研修会を1回実施した。
282名の教諭が参加したが、割合でいうと全体の16.3%。問題を起こした教諭は参加していない」と回答。研修制度も完全に形骸化している実態が浮かび上がってきた。
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■「時代錯誤」と非難の声
ネットではいつの時代の指導法かと非難の声があがっている。
「このご時世によく100周走れなんて言えたな…少し前までは当たり前だったことが驚きでもありますね。減給1カ月で本人の反省の糧になるのかね」
「教諭と同い年のものです。自分達が子供の頃ならまだ珍しくもなかったかもしれませんが、時代が変われば指導も代わっていきます。自分達もやらされてたからではいけませんし、ましてやカンニングしたからと言ってもこれはやりすぎでしょう」
「過ちを理解し反省させるのが教師の役割。身体的な罰を課すことで解決できると考えること自体が誤った教育」
千葉県教育委員会の教職員課は「厳重な処分を行った」と断言。しかし、生徒を命の危険にさらした教師を、1ヶ月の減給の処分だけで果たしていいのだろうか。疑問が残るところだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)